理工学部 創造工学科 航空宇宙工学コース/
大学院 生産システム工学系専攻 航空宇宙総合工学コース

教育・研究Research

教授 廣田 光智(HIROTA, Mitsutomo)

教授 廣田 光智(HIROTA, Mitsutomo)

居室番号:A205
TEL/FAX : 0143-46-5367
E-mail : hirota@muroran-it.ac.jp
HP : http://pelmit2015.wix.com/pelmit

専門 燃焼工学
出身 慶應義塾大学
前職 東北大学
担当授業科目 学部:燃焼工学、燃焼工学概論、推進工学、フレッシュマンセミナー、機械製図Ⅰ 大学院:燃焼工学特論
研究室名 燃焼工学研究室

研究内容

人物

廣田光智 教授 博士(工学)
2001年3月 慶應義塾大学大学院理工学研究科機械工学専攻
後期博士課程単位取得退学
2001年4月 東北大学大学院工学研究科航空宇宙工学専攻助手
2003年3月 慶應義塾大学大学院理工学研究科開放環境科学専攻
後期博士課程修了(博士(工学))
2007年4月 室蘭工業大学機械システム工学科航空宇宙工学コース講師
2008年4月  同  大学院工学研究科航空宇宙システム工学専攻講師
2012年8月 平成24年度室蘭工業大学若手研究者海外派遣事業にて, University of California, San Diegoに滞在,客員研究員(〜2013年3月)
2014年4月 室蘭工業大学大学院工学研究科生産システム工学系専攻 航空宇宙総合工学コース准教授
2023年4月  同  教授

火に魅せられて...

火はいろいろな神話に出てくる.ギリシャ神話,古事記,日本書紀のどれもが火の二面性を暗示している.参考:「火の科学」疋田強(培風館)
 薪ストーブは暖をとるだけでなく,その火が燃える様子に時間を忘れて見入ってしまう.飛行機や車のエンジンなどのように,火をうまく利用すれば,人間の生活が豊かになる.その火も時に牙をむく.火の副産物である排ガスが人間に害を与え,扱いを誤ると小さな火から大きな火災,爆発を生み出す.参考:「燃える」新岡嵩(オーム社)
 この「火」を自由に取り扱うことは難しい.でも,その「火」の特徴を様々な形でとらえ,小さな変化を与えて違いを引き出すことで,新しい火の魅力を追求することができると信じて,新たな研究を日々続けている.

>研究室詳細は以下へリンク
http://pelmit2015.wix.com/pelmit
https://pel.mech.muroran-it.ac.jp

火を着ける

火はどうして着くのか.燃える物(可燃物)・空気(酸化剤)・発火源(熱)の三つがそろったときに着火する.でも着火が成功するためには,それぞれの条件がほどよく存在し,かつ起こった化学反応が止まらないように条件を整える必要がある.

現在の対象テーマ
1.ハイブリットロケットの始動過程の短縮化

火炎伝播.アスペクト比1

火を利用する

火から動力(仕事)を取り出すために,エンジンなどの機械がある.便利さを追求すると,この機械の仕事をどんどん増やせば良い.でも昨今では燃料の枯渇,排ガスの規制から,燃費が重視される.少ない燃料で安定に燃やすためには,それを補う手段が必要である.

現在の対象テーマ
2.超音波によるガス火炎の改善
3.超音波による液滴燃焼の改善

火を消す

火をどうやって消すのか.燃える物(可燃物)・空気(酸化剤)・発火源(熱)・継続的化学反応の四つの条件のうち,どれか一つを取り除けば良い.小さな火なら簡単だが,規模が大きくなるほど「どれか一つ」を取り除くことさえ難しくなる.効率的な消火方法の追求が必要である.

現在の対象テーマ
4.加熱固体表面への液滴衝突による間接消火法の開発
5.効率的な消火のためのノズル挙動の最適化
6.音波による電線消火の抑制

消火画像連続

消火 砂固定 370℃ short 2

火を見る

火は,青色や橙色の炎として目で見える部分を除き,流れ,化学反応,熱の授受,反応物,中間生成物,燃焼生成物など,なにも工夫を施さずにこれらの変化を目で捉えることはできない.なにか工夫をして観察する必要がある.

・熱線流速計:流速変動
・粒子画像流速計:速度ベクトル
・シュリーレン法:密度変化
・熱電対:温度
・レーザートモグラフィ:火炎構造
・レーザー誘起蛍光法:濃度
・ガスクロマトグラフ:濃度
・排ガス計測計:温度,濃度
・粗さ計:表面粗さ
・粘度計:液体粘度
・ハイスピードカメラ:火炎挙動,液滴挙動の連続撮影