理工学部 創造工学科 航空宇宙工学コース/
大学院 生産システム工学系専攻 宇宙航空総合工学コース

入学案内Admission

理工学部 創造工学科
航空宇宙工学コース

大学院 生産システム工学系専攻
航空宇宙総合工学コース

大学院 生産システム工学系専攻 航空宇宙総合工学コース

はじめに

交通システムの高速化は人類の活動を発展・活性化する重要な基本要素です。その中でも特に航空機・宇宙機はとりわけ高速の交通システムです。これを扱う航空宇宙産業は高付加価値産業の典型であり、広範な科学技術のイノベーションを牽引しています。
近年アジア地域での経済活動の拡大により航空宇宙産業が大きく発展しつつあります。また、広大な土地を有する北海道には、近い将来の航空機産業の立地が期待されています。
このように、航空宇宙工学および航空宇宙産業に対する社会的要請は非常に大きいものがあります。そこで、我が国および北海道の将来の航空宇宙産業で活躍できる人材の養成を目標として、航空宇宙総合工学専攻を設置することになりました。
航空宇宙総合工学は極めて多様な要素技術をシステムに構築する学問領域であることから、本専攻では、多様な工学の学修歴を持つ皆さんが入学されることを期待しています。

専攻の名称、学位の名称、及び学生定員

  • 本専攻は航空機および宇宙機に関連する高度な科学技術の分野でシステム志向の考え方を培い、システムを構成する基礎となるキーテクノロジーの重要性を理解し、基礎・要素技術をシステムに構築する素養を身につけることを目的とすることから、専攻の名称は「航空宇宙総合工学専攻」とし、「修士(工学)」の学位を授与する。
  • 専攻名称の英文標記は、国際的に通用している「Division of Aerospace Engineering」とする。
  • 学生定員は1学年20名程度とする。

アドミッションポリシー(求める学生像)

本専攻は、以下の条件を満たす人物を受け入れる。

  1. 幅広い教養と健全な価値観,倫理観を備えるとともに、高度な専門知識の修得や研究の遂行に必要な、数学、物理学、語学などの基礎学力を備えている人
  2. 高度な専門知識の獲得意欲と強い研究意欲を持ち、将来、科学技術の分野でフロントランナーを目指す高い志を有する人

入学者選抜の方法

出願資格

入学を志願することのできる者は、次の各号のいずれかに該当するものとする。

  1. 大学を卒業した者及び入学日の前日までに卒業見込みの者
  2. 大学評価・学位授与機構から学士の学位を授与された者及び入学日の前日までに学位を授与される見込みの者
  3. 外国において、学校教育における16年の課程を修了した者及び入学日の前日までに修了見込みの者
  4. 外国の学校が行う通信教育における授業科目を我が国において履修することにより当該外国の学校教育における16年の課程を修了した者及び入学日の前日までに修了見込みの者
  5. 我が国において、外国の大学の課程(その修了者が当該外国の学校教育における16年の課程を修了したとされるものに限る。)を有するものとして当該外国の学校教育制度において位置付けられた教育施設であって、文部科学大臣が別に指定するものの当該課程を修了した者及び入学日の前日までに修了見込みの者
  6. 専修学校の専門課程(修業年限が4年以上であることその他の文部科学大臣が定める基準を満たすものに限る。)で文部科学大臣が別に指定するものを文部科学大臣が定める日以後に修了した者及び入学日の前日までに修了見込みの者
  7. 文部科学大臣の指定した者(昭和28年文部省告示第5号参照)
  8. 入学日の前日までに大学に3年以上在学し、又は外国において学校教育における15年の課程を修了し、本学の大学院において,所定の単位を優れた成績をもって修得するものと認めた者
  9. 本学の大学院において、個別の入学資格審査により大学を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者で、入学日の前日までに22歳に達するもの 注 上記8又は9により出願しようとする者は、事前に資格審査を行う。

一般選抜

学力試験(筆記)及び面接試験により判定する。

  • 本専攻は学際専攻であるから、学力試験の試験科目は、工学の共通的基礎である数学、物理学、および英語とする。

特別選抜

  • 推薦選抜および社会人特別選抜を実施する。
  • 書類審査および口述試験によって判定する。
  • 口述試験では、数学、物理学、および英語の基礎学力を問う。