株式会社 IHIエアロスペース
笹山 容資さん(2012年3月 博士修了)
私は新しいロケットエンジンの研究開発を担当しています。日々の業務では、エンジンの設計や、設計したエンジンの燃焼試験による性能評価を行っており、大学の研究室で学んだ燃焼の知識やエンジンの評価方法がいつも役立っています。
新しいロケットエンジンの研究開発は未解明な現象に出会うことが多いため、面白くやりがいのある仕事です。
進路・進学
先輩の声
私は新しいロケットエンジンの研究開発を担当しています。日々の業務では、エンジンの設計や、設計したエンジンの燃焼試験による性能評価を行っており、大学の研究室で学んだ燃焼の知識やエンジンの評価方法がいつも役立っています。
新しいロケットエンジンの研究開発は未解明な現象に出会うことが多いため、面白くやりがいのある仕事です。
弊社では航空民需・防需・発電用の各種ガスタービンを製造しており、 私の所属する生産技術部はそれら全ての製品と係わっています。
生技の主な業務は工程設計ですが、製図の知識が不可欠です。複雑な形状や要求精度の高い加工ほど公差設定が重要なため、 基礎をしっかり身につけておく必要があります。 現場や外注、お客様とのやりとりも多く、適切なコミュニケーションは必須です。
在学中の共同研究や学会発表の経験が生かされています。
主な担当業務はエンジン設計のための解析です。入社一年目から強度解析、二年目である今年度からは流体解析を学びながら業務を行っています。
強度解析では有限要素法・構造力学・機械力学が重要になります。出てきた結果を鵜呑みにするのではなく、解析対象を梁(はり)や板バネといった簡易モデルに置き換え、手計算で応力・たわみ等を求めて解析結果の妥当性を確認します。
流体解析では、流体力学・熱力学で学んだエネルギーの式が前提となってきます。大学で学んだことがそのまま生かせる職場環境だと実感しています。