Research Activities研究活動

超伝導工学研究室

#高温超伝導線材#REBCO多芯線材#超伝導接合#超伝導コイル

金沢新哲 助教
金沢 新哲准教授

研究テーマ

高温超伝導線材の産業利用技術開発
REBCO超多芯線材の製造開発

金沢 新哲 准教授

 NMRとMRIなどへの産業利用を目指した高温超伝導(REBCO)極細多芯線材の製造開発と、超低抵抗接合技術の開発を行っています。超伝導線材は最高の省電材料として、電気抵抗がほぼゼロ(電力損失なし)で電気を流すことができます。そのため一般的な銅線のような発熱がなく、大電流を流すことができます。上図は現在低温超伝導(NbTiなど)線材が実用されている分野であり、我々の生活に役立つ身近な存在にまでいたりつつありながら、将来はさらなる大電流および高性能を持つ高温超伝導線材にアップグレードする最先端技術の開発と社会実装が求められています。本研究室では、このようなハイリスク・ハイインパクト課題に取り込み、産学連携をしながら、挑戦的な開発・研究を進めています。