#光ファイバ#歪みセンサ#防災#音響力#ニューラルネットワーク
台風や地震による崖崩れ、インフラの老朽化によるトンネルの崩落等が身近な危険として我々の周りに存在しています。これらの危険を事前に察知し、人を危険な場所から避難させて二次的な災害を防ぐべく、オプトロニクス研究室では光ファイバとニューラルネットワークを利用した防災用のセンサを作製しています。
近年の大雨などの影響で、土砂崩れ等が起こるニュースを見ていると思います。そういった土木分野における災害防止用常時監視システム(土砂崩れが起きる前にその予兆を検知して避難を促す)システムの構築が要求されています。このような用途に適しているのが光ファイバセンサです。光ファイバセンサはガラスで作られているためとても軽量で設置が容易、センサ自体の動作に電源が要らない、センサと同一線路にある光ファイバ自体が信号の伝送路となるため離れた場所に設置出来る利点があります。しかし、その設置・維持には多大なコストがかかるためあまり普及していません。そこで、光ファイバブラッググレーティング(FBG)等を用いた、低コストの光ファイバセンサの構築技術を研究しています。また、これらを実現するためにニューラルネットワークを使ったデータ処理も研究しています。