Research Activities研究活動

知能電気システム研究室

#電磁界解析#機械学習#AI#エナジーハーベスト#発電機

佐藤孝洋准教授
佐藤 孝洋准教授

研究内容

 電気工学×AIをベースとし、電気機器(モータや発電機)の電磁界シミュレーション技術や、機器の性能を極限まで引き出す自動設計システムの研究を行っています。また、身の回りにあるエネルギー源から電力を得るエナジーハーベストの研究も行っており、自然エネルギーの利用拡大に向けた発電システムの実現を目指しています。

研究テーマ

電気機器の電磁界シミュレーションと自動設計AI

佐藤 孝洋 准教授

 電気機器(モータや発電機)は、電気自動車の動力源にも使われている産業的に非常に重要な製品です。技術者は電気機器の性能を引き上げるために様々な検討を行っていますが、電気機器の開発には膨大な時間と労力がかかります。本研究室では、電気機器の性能を自動的に限界まで引き上げることを目指し、電気機器の特性を素早く詳細に分析するための電磁界シミュレーション技術や、設計を自動化するためのAI技術の研究を行っています。

エナジーハーベスト

 持続可能な発展のためには自然エネルギーの利用拡大が急務です。我々の身の回りには、大小含めて色々なエネルギー源があります。例えば、車が橋を通ったときの振動から電力を回収したり、海の波や街中で吹く風からも電力を回収できれば、身近な電気製品で利用できます。本研究室では、そういったエネルギー源から電力を回収するエナジーハーベストの研究も行っています。エネルギーの形態・大小を問わず、様々なエナジーハーベスト機器を開発し、自然エネルギーの利用拡大を目指します。