Research Activities研究活動

計算工学研究室

#画像特徴量#トラッキング#ポインティングデバイス#多視点カメラ

大鎌広准教授
大鎌 広准教授

研究テーマ

位置検出用の頑健な画像特徴量の開発

大鎌 広 准教授

 小さい子どもでも「右手人差し指の先端はどこですか?」と聞かれたら正確に指し示すことができます。ところが頭の中でどのような処理をして、そのようなことができるのかわかりません。そこでコンピュータでカメラ画像から位置検出をするには目立つ色やマークでマーカーをつけることがよく行われています。マーカーを使わないなら次の二段階で検出します。
 1.画像の局所部分を特徴量と呼ばれるベクトルに変換します。
 2.指先の特徴量に類似の特徴量の位置を探します。
 しかしながらこの方法では照明変化やノイズなどの影響で誤検出が発生します。従来よく用いられるHOG特徴量に比べ照明変化やノイズなどの影響を受けにくい特徴量ROFを開発・発展させています。