研究室の安全衛生

 研究室の安全衛生とは、学生、職員が健康を保ちながら安心して働くことができる環境づくりを日々実践していくことです。皆さんが研究室内外で、怪我なく卒業できるよう、安全に関わるルールを遵守し、お互いに確認し合えるよう取り組んでいきましょう。

 

研究室安全衛生員会

委員会といっても、研究室メンバー全員が委員です。安全に関しては学生も職員も対等に話し合い、安全衛生水準を高めていきましょう。
会社に入っても必ず行います(やってない組織はブラックと言っても過言ではない)。自分や周囲の安全を守るだけではなく、社会勉強の一環と思って真剣に取り組んで下さい。

■ ヒヤリハット報告
作成中

■ 危険察知・予防報告、整理整頓の指摘
作成中

■ 議事録の作成・周知(毎回)
作成中

 

実験室の安全上のルール

 実験室や装置は、自分一人だけで使うものではありません。お互いが怪我なく研究できるよう、ルールは遵守しましょう。

■ 実験室内では常に危険を察知するよう心が舞える。
・実験室内では五感を研ぎ澄まして、常に危険を予測・察知できるようにする。
 → 焦げる匂い、刺激臭はしないか?
 → いつもと違う振動音や破裂音など聞こえないか?
 → 室内が曇っていたり、異様なものが見えないか?。
そのほか

■ 決められた保護具は必ず着用する。
・特に安全メガネについては、励行する。
 → 高圧合成のアンビル、試料セルの取り扱い時。
 → アーク溶解のチャンバー内の操作時。
 → ガスボンベのレギュレータ脱着時。
そのほか

■ 実験室では靴を履く。高圧合成のセッティング、取りだし作業は安全靴を履く。
・スリッパ、サンダル、かかとのない靴など禁止。
・安全靴は必要な人に研究室から支給します。

■ 実験室での音楽禁止
・験室内で聞こえる異常音は、大きな事故の前兆でもあります。
 そういった音が聞こえたら、すぐに行動できるようにしておきましょう。
実験室で聞こえる異常音の例
 → 機器のエラー音
 → 機械的な不具合音、振動音、異常摩擦音
 → ボールミルのアンバランス音
 → 高圧装置の異常音(アンビルの破壊音=かなり小さなピシッという音)
・イヤホン、ヘッドホンはもってのほかですが、スピーカーから鳴らして聞くのも禁止です。

■ 実験室での飲食禁止
・言語道断。
・長時間の実験でその場を離れられないなどやむを得ない場合の給水は実験環境との切り分けに充分留意する。

■ 実験室に(状態にかかわらず)傘を持ち込まない。
・X, W棟は棟の玄関に、K166室は部屋の入り口に傘立てを設置しています。
床を濡らすような水滴が滴り落ちるものを、実験室に持ち込まない

■ 実験室の整理整頓を心がける。
・作業台、実験台は使用が終わったら、速やかに片付けること。

■  帰宅する前に、使用した実験室をチェック
 各自の使用した機器・実験器具の後始末、試料の適切な方法による保管、ゴミ箱のチェック(易燃性ゴミをそのまま捨ててないか?ゴミ箱に異常はないか?)、消灯を心がける。

 

そのほか

■ 借用した機材、器具は責任をもって管理をし、又貸しせずに持ち主に返却する。

■  実験装置に異常が認められた場合は、速やかに大学院生やオさん、亀川に報告する。
・装置の修理は早期発見、早期対応により期間・費用ともに小さくなります。

■  試薬、原料、ガス、消耗品のストックが少なくなった場合は、その旨を速やかに大学院生やオさん、亀川に報告する。
・注文後2ヶ月〜数ヶ月かかるものもある(特に高純度ガス、高圧合成セルなど)。

■  実験の管理(試薬類、器具の出しっぱなし、共用スペース、機材の整理整頓ができない、など)ができない者を甘やかさない。見て見ぬふりをしない。