上井 幸司(しくみ解明系領域)
内線:5775
湯口 実(技術部)
内線:5936
装置の使用方法についてトレーニングを受けた教員または技術職員、および教員の指導の下で利用する大学院生
※条件付きで学外の方も利用できます
本装置はLC/MS/MSであり、サンプルはLC部のオートサンプラーから注入されカラムで分離し、吸光度計を通過し、ただちにMS部で質量分析され、吸光ピークごとの分子量を知ることができる。また、LCを介さないMSのみのインフュージョン分析も可能である。LCは島津製のProminence20Aで、LCのみの使用も可能である。LCを使用する場合、2台のポンプを有しているのでグラジェント分析が可能である。吸光度計はD2ランプのみで紫外域の測定が可能である。
MS/MSは四重極タンデム形であり、質量電荷比(m/z)は10-1800の範囲で測定可能であり、イオン源として、ESIおよびAPCIを備えている。質量分析計は一般的に定量が難しいとされるがMS/MSを使用しマルチプルリアクションモニタリング(MRM)することにより、定量が可能である。さらに物質の化学構造解析に利用されるプロダクトイオン、プリカーサーイオン、ニュートラルロススキャン分析が出来る。
※機器分析センター側の玄関を利用してください