Muroran IT Health Administration Center

3.「本学学生の高血圧に対する家庭血圧測定の有用性の検討」

研究への協力のお願い

学生の皆様へ 

本学の定期健康診断の血圧測定の際に高血圧(140mmHg/90mmHg以上)となる学生が少数認められます（全体の５％弱）が、その多くは、その後の保健管理センターでの再検査で正常血圧(139 mmHg以下/89 mmHg以下)となる、所謂、白衣高血圧(本当は血圧が正常であるが、健診時の緊張、ストレスなどにより一時的に血圧が上昇した状態)です。しかし、中には、保健管理センターでの再検査でも高血圧(140mmHg/90mmHg以上)を呈する事が有り、この原因としては、不慣れな場所での血圧測定であり、健診時と同様に緊張・ストレスを招き白衣高血圧を生じている可能性があります。そこで、本研究では、保健管理センターでの再検査でも高血圧(140mmHg/90mmHg以上)を認めた学生に対して、家庭血圧計を貸与しリラックス出来る自宅での血圧を測定してきてもらい、白衣高血圧かどうかのスクリーニングを行い、本学学生の中で白衣高血圧の人がどの程度居るかを調べる事を目的とします。 

この研究において学生の皆さんにお願いしたい事は、
�@ 家庭血圧計を貸与し自宅で一週間一日二回、朝起床時、眠前の時間帯に各々二回ずつ血圧
測定し、血圧手帳に記入する　
�A家庭血圧計貸与時に、簡単なアンケートや身体計測（身長、体重、腹囲測定）

以上の二点のみで、他に負担になる検査は一切ありません。

本研究は室蘭工業大学倫理委員会の承認を得て実施され、個人情報の保護を遵守します。研究に参加頂けた学生さんのデータは、匿名化し、個人が特定できない形で集計や解析を行います。研究結果は、学会や論文誌等で発表する場合がありますが、データの解析結果から個人を特定することはできず、プライバシーは完全に保護されます。研究にご協力いただけない場合も、不利益につながることはありません。皆様のご理解とご協力をいただけますよう、よろしくお願いします。

問合せ連絡先: 室蘭工業大学ひと文化系領域教授　岩田　実 (TEL 0143-46-5855)