男女共同参画推進室 Office for Promotion of Gender Equality

教職員のためのダイバーシティセミナー2025

「ジェンダーレンズで見る大学における多様性ーすべての構成員well-beingをめざして」
　後藤　弘子　氏
　　千葉大学　理事・副学長
                   令和7年11月14日（金）10：00～11:30　
　　　　　　　　　室蘭工業大学　本部棟3階　大会議室

　令和７年11月14日（金）、教職員のためのダイバーシティセミナー2025を開催しました。この講演会は本学の教職員を主な対象に、男女共同参画推進の意識啓発を目的として年１回開催しています。
　本年度は、講師に千葉大学理事・副学長　後藤　弘子氏をお招きし、「ジェンダーレンズで見る大学における多様性ーすべての構成員well-beingをめざして」と題して講演が行われました。講演ではジェンダー格差をなくすため、意識を高めてジェンダーの視点で世界を見ることの重要性が強調されました。ジェンダー差別は見えにくく、被害者が声を上げづらい現状があるため、まず気づきとサポート重要性が指摘されました。また、女性教員が結婚や出産でキャリアを中断しないよう、大学の積極的な支援が必要だと提案されました。北海道など一部地域は女子学生の進学率が低く、その要因として親や教師の意識が影響しているとの意見もありました。女子学生が安心して進路を選べるよう、大学側の支援体制づくりとメッセージの発信が求められているとご教示いただきました。
当日は、本学役員及び教職員のほか38名の参加がありました。
「『多様なレンズの精度をあげ』という言葉が響いた」、「ハラスメントやジェンダー不平等は暴力であるというご指摘に改めて衝撃を受けました」などの意見が寄せられました。



（右のチラシ画像をクリックすると拡大されます）
予告時の情報はこちら