水素機能材料学研究室(亀川研究室)

 水素吸蔵合金の新物質探索・合成から応用・社会実装まで取り組む研究室です。

What's new

2023/1/07
サイトデザイン リニューアル。NEW
2022/11/24
環境省「令和4年度既存のインフラを活用した水素供給低コスト化に向けたモデル構築・実証事業」に採択されました。[LINK]

About us

水素高圧力をつかった材料設計

 

 私たちの研究室は、水素や高圧力をつかった材料設計・合成・評価を行い、水素吸蔵合金の新物質創製と高性能化を目指します。より安心安全なカーボンニュートラル社会実現に貢献します。

■ 高性能水素吸蔵合金の開発  [Read More ▶]
 安全安心な水素の貯蔵・輸送のための高性能で安価な水素吸蔵合金の開発研究を行っています。

 高圧合成法による新規グリーンマテリアルの創成  [Read More ▶]
 高圧合成法などを用いて、高密度水素貯蔵媒体のための新規水素化物など高性能エネルギー変換材料を目指した新物質探索を行っています。

 水素吸蔵合金などの新用途開発
 水素エネルギーの貯蔵だけではなく、水素吸蔵合金や金属水素化物の機能を利用した新しい用途・デバイスの設計を行っています。

水素吸蔵合金をつかった低圧水素サプライチェーン

 水素を「造る」「貯める・運ぶ」「使う」の水素サプライチェーン技術。軽くてかさばる水素をいかに安心・安全に使う場所まで運んだり、貯めておくのかが、この技術の普及促進、拡大の鍵となります。
 すでに市販されている燃料電池自動車には数100気圧に圧縮した高圧水素タンクが用いられていますが、街区(居住地域)や商用施設には水素吸蔵合金を用いた安心安全な低圧水素による配送や貯蔵に注目しています。

 環境省 地域連携・低炭素水素技術実証事業  [Read More ▶]
 「建物及び街区における水素利用普及を目指した低圧水素配送システム実証事業」

 風力発電により製造した水素を、水素吸蔵合金タンクを搭載したトラックで配送、建物や燃料電池からの熱を利用して定置型水素吸蔵合金タンクに移送し、燃料電池で建物へ電気を供給する実証試験を産官学の共同で行っています。室蘭市は道内で初めて燃料電池自動車に水素を充填できる水素ステーションの導入を始め、水素エネルギー推進に積極的に行っています。