機械システム工学は、あらゆるモノ作りの中心
21世紀に入り、人類の活動領域はますます広がり、原子レベルでの微細領域から宇宙へも広がってゆこうとしています。機械システム工学は、このような多様な領域において機能を発揮する「モノ」を創造するための体系です。現在、地球環境、エネルギー、食料などの地球規模で解決しなければならない問題が数多く存在します。このような諸問題を解決しつつ、自然と十分調和して平和で豊かな社会を築くために、幅広い基礎知識・専門知識と柔軟な創造力・実践力を兼ね備えた技術者が求められています。 そこで機械システム工学コースは、
- 限られたエネルギーや自然環境を保全しつつ効率よい機械システムを開発・生産する エネルギー・環境保全技術
- これまでにない新たな機能を有する機械システムを開発・製造するために生産技術
- 機械に知能を授け人間社会と協調してゆける機械を作る メカトロニクス・ロボット技術
の各分野の教育と研究を担当しています。 具体的には、2年次までは同一のカリキュラムで機械システム工学に関する基礎を習得したのち、機械システムの設計・開発・生産に関する教育に重点を置く機械科学トラックと、メカトロニクス・ロボット技術の教育に重点を置くロボティクストラックに分かれて学習することになります。
機械科学トラック
ロボティクストラック
特任教員
氏 名 |
研究分野 |
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教 授 |
世 利 修 美 |
機械材料 |
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