2026.10.08  第24回 キャリア形成のためのランチタイムセミナー

   「なぜ、私はここにいるのか -研究者としての未来-」
            室蘭工業大学大学 もの創造系領域 助教 松林 美樹 氏


 今回の講師は、室蘭工業大学もの創造系領域助教の松林 美樹先生でした。 講演では、本学で建築を学んだ学生時代から、建設会社での施工管理や現場支援業務、社会人としての博士後期課程への進学を経て、大学教員として現在に至るまでの歩みについて、ご自身の経験を踏まえてお話しいただきました。施工管理の仕事では、職人の方々とのコミュニケーションにやりがいを感じる一方、準備や情報共有の重要性、先を見通して行動する力、周囲から信頼されるための誠実な姿勢など、多くのことを学んだと振り返られました。また、学生時代から抱いていた研究への思いを実現するため、仕事と両立しながら博士後期課程へ進学した経緯や、現在は教育と研究の両面に携わり、自分の取り組みたい研究を追究することに魅力を感じていることなどをお話しいただきました。

セミナー当日の様子2  当日は47名の参加があり、質疑応答では、施工管理や研究者に向いている人について質問がありました。松林先生は、施工管理では職人の方々の経験や意見に耳を傾ける謙虚な姿勢が大切であり、研究者には一つのことに集中して取り組む力が必要ではないかと、ご自身の経験を交えて答えられていました。

 アンケートでは、「博士後期課程に進学した理由や施工管理を選んだ経緯が分かり、とても勉強になった。」「現場での経験談を聞くことができ、社会人として生かしたい知見だと感じた。」「さまざまな職種を経験したからこその率直な話を聞くことができて良かった。」「講師が現在に至るまでに、どのような決断をし、何を考えてきたのかを知ることができた。」「自分が今後どうしたいのか、改めて考えようと感じた。」などの感想が寄せられました。松林先生の実体験を通じて、多様な進路や働き方を知り、自分の「楽しい」「やりたい」という気持ちを大切にしながら、今後のキャリア形成について考える貴重な機会となりました。


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