新型コロナウイルス禍に伴う経済的困窮学生支援金の目録贈呈について
この度、新型コロナウイルス禍に伴う経済的困窮学生への支援として、同窓会から室蘭工業大学教育・研究振興会へ1千万円の目録贈呈が行われました。
目録贈呈式は6月16日(火)11時30分から室蘭工業大学大会議室で行われ、西尾会長の挨拶に引き続き、西尾会長から空閑学長へ1千万円の寄附目録が贈呈されました。
同窓会からは、西尾会長、戎理事長及び高宮理事が出席し、大学側は、空閑学長他5名の理事・副学長が出席しました。
なお、目録贈呈式に先立ち、札幌支部長高宮理事及び札幌市役所水元会の一岡美佳子さんからそれぞれ支援金50万円の寄附目録が空閑学長に贈呈されました。
〈西尾会長挨拶(全文)〉
ただ今、ご紹介いただきました同窓会会長の西尾でございます。
目録贈呈にあたりまして一言ご挨拶申し上げます。
新型コロナウイルスが中国で発生し、瞬く間に世界中に拡がって半年以上が経過いたしましたが、依然として衰えを見せません。
この間、感染された方々にお見舞いを、また犠牲になられた方々に心よりお悔やみ申し上げる次第であります。
感染拡大防止のため、個人・企業・団体等が活動を自粛し、そして、マスク着用・咳エチケット・三密の回避など、ひとり一人の予防対策が行われております。一日も早い終息を願うばかりであります。
経済活動が停滞する中、もう一つの大きな問題として、未来を担う学生の経済的困窮があります。
コロナの影響により、アルバイト収入の減少などにより学生生活の継続に支障をきたす学生等を支援するため、国による「学びの継続」のための「学生支援緊急給付金」事業が創設され、本学においても、「室蘭工業大学学生支援緊急給付金制度」を併せて実施するなど、積極的に活動されているところであります。
同窓会といたしましても、大学の動向に賛同し、コロナ禍による学生の経済的困窮は緊急事態と捉え、学生の応援団として、ここに第一弾の支援金・壱千万円を贈呈するものであります。
室蘭工業大学の益々のご発展と、教職員の皆様、そして学生諸君のご健勝・ご活躍を祈念いたしましてご挨拶といたします。