Construction/Infrastructure
降雨だけでなく融雪水の浸透も考慮することにより積雪寒冷地も含む任意の地域・季節を対象に、洪水や土砂災害の診断や予測が行えるシステムを構築する。 また、このような成果を住民の避難判断や交通機関の安全性確保等へ活用していくことを目指す。
※2003年北海道日高地方豪雨
(北海道開発局HPより)
流域の水循環を再現することで土壌水分量の状態を推算し、それを洪水や土砂災害発生リスクの診断・予測に役立てる。
地球温暖化で急激な雪解けやゲリラ豪雨が懸念。
土壌の湿潤状態を考慮した洪水や土砂災害の予測。
・災害予測に流域の水循環とそれから得られる土壌湿潤状態を考慮した事例はない。
・降雨だけではなく、融雪を熱収支的に推定したシームレスな災害予測が通年にわたり可能。
・近年目覚ましく進展しているレーダ雨量計などの気象観測情報や気象予測情報を活用。
洪水予測精度向上の検討やシステム構築に関する業務、土砂災害予測精度向上の検討やシステム構築に関する業務、洪水氾濫による浸水想定や対策検討に関する業務。