Construction/Infrastructure
建築材料(コンクリートなど)の劣化問題に対する評価方法や改善方法、劣化予測等を研究することで、資源の無駄遣いを抑えることが可能となる。
建物などのコンクリート構造物の劣化問題を改善して長寿命化させることは、環境問題の観点からも社会にとって必要である。
寒冷地に建つコンクリート構造物は凍害という劣化現象を引き起こす。コンクリートの中の穴の構造や大きさの分布をナノオーダーの空隙・気泡の制御によって最適化することにより劣化のメカニズムを解明し、評価・予測することでコンクリート構造物を長寿命化させる。凍害劣化における劣化機構の解明、性能評価方法、劣化予測手法の開発、対策までを総合的に研究している。
コンクリートの空隙・気泡の制御。促進試験、暴露試験および実構造物調査に基づく劣化予測。建築材料・施工学と建築物理学、建築科学の融合。
ナノからマクロなレベルまでの範囲で建築材料を評価・改善・開発。建設の立場に立った材料を科学的に評価。
各種建築材料の評価・解析・改善・予測。
耐久性全般。各種建築材料の評価、施工法。