カーボンポジティブラボ

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大気中のCO2を削減に向けた新しい視点する。
喫緊の世界的課題であるCO2排出ネットゼロ社会の先にある、過去に排出したCO2の除去を実現する「カーボンポジティブ社会」の形成に貢献する基盤技術の開発、およびその社会システムの形成を目指します。

カーボンポジティブとは

地球上は様々な物質が状態を変えて、循環しています。
近代になってから、温室効果ガス(CO2など)は人間の活動によって
大量に大気中に放出されています。炭素が大気に放出される量より
吸収できている量が多い状態を、「カーボンポジティブ」と言い、
放出される量と吸収できている量が同じ状態を「カーボンニュートラル」と言い、ます放出される量より
吸収できている量が多い状態を、「カーボンポジティブ」と言います。

CO2の排出を減らすことが最重要

地球に存在する炭素の量は減りません。
現在、大気中に炭素が多すぎることが現代社会の問題です。
植物は大気中の炭素を光合成によって地表へ固定していますが、
これまでの産業構造では、大気中の炭素は増えるばかりです。
そこでカーボンポジティブラボでは、
CO2を再放出させない技術を開発確立させる研究を行ってしています。

ケミカルリサイクルで持続可能な社会システムを形成

化石燃料から原料を追加することなく、製品をリサイクル
することができれば、CO2の排出を削減することができます。
製品の性能を落とすことなく、再生するため、分子レベルで
分解して再合成できる技術が必要となります。