航空宇宙流体機械研究室

 

先進的高性能冷却デバイス開発に必要な気液界面相変化を伴う濡れ挙動の解明
航空機の電動化,電気自動車で用いられるパワーデバイスは大量の発熱を伴い,冷却が重要です.これらを小型・軽量で冷却するため,マイクロチャネルを利用した薄液膜蒸発現象を利用した排熱技術の開発を行っています.
(本研究は、JKA補助金により実施されました)


(1)微小重力実験を利用した蒸発を伴う濡れ挙動の詳細計測

非加熱系動的濡れ挙動の観察

加熱による界面相変化を伴う動的濡れ挙動の観察

減圧による界面相変化を伴う動的濡れ挙動の観察
   準備中

(2)マイクロチャネルにおける薄液膜蒸発による伝熱特性の計測


 




 






  マイクロチャネルの断面写真(幅,高さ50μm,材質:銅)













          薄液膜蒸発による排熱量

●研究成果の評価
 本研究成果は、本学における卒業研究,修士研究関係の発表会 にて評価を受けました。
(1)航空宇宙システム工学コース(学部) 卒業研究Ⅰ発表会 H30年8月6日
(2)航空宇宙総合工学コース(修士) 修士論文発表会 H31年2月6日
(3)航空宇宙システム工学コース(学部) 卒業研究Ⅱ発表会 H31年2月11日
(4)航空宇宙総合工学コース(修士) 特別研究Ⅰ発表会 H31年2月13日

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