Aboutコース概要

教育目的

 電子デバイス、エレクトロニクス技術や電気エネルギーの発生・供給・有効利用・ロボットや各種システムの制御などに関する専門能力・信号処理技術・通信方式と通信システム・量子計測・コンピュータ工学などの情報通信の基礎となる理論から応用について、広範かつ均整のとれた専門能力とコミュニケーション力・チームワーク力・倫理観など技術者としての基礎力を備え、さらに情報化社会の維持と高度化に必要な中核技術とその基礎理論を習得した人材の養成を行います。

教育目的

教育の特色

電気電子工学コースでは
「電気電子工学」、「通信工学」、「計測・制御工学」、
3つの分野の実践的な教育を行っており、
幅広い視点から電気電子工学分野で活躍できる
技術者の育成に取り組んでいます。

  • 電気電子工学分野で学ぶこと

    • 電気を作り家庭や工場に送る技術
    • スマートフォン・コンピュータ・家電製品を制御する電子回路に関する技術
    • 電子回路に用いられる半導体などの電気電子材料に関する知識
  • 通信工学分野で学ぶこと

    • インターネットを支える無線通信、有線通信、光通信などの通信技術
  • 計測・制御工学分野で学ぶこと

    • 目に見えない電気を測定する技術。電気自動車やロボットなどを動かすモータのしくみ、モータを制御するための技術

カリキュラム

 2年次後期から専門科目を体系的に学修します。指定科目の単位を取得し、卒業後に電気事業法第54条に定められた実務経験がある場合には、実務経験に応じて第1種、第2種または第3種の電気主任技術者免許を取得できます。また、指定科目の単位を取得すると、第一級陸上特殊無線技士、第二級海上特殊無線技士の免許を申請により取得できます。また、電子通信主任者ならびに第一級陸上無線技術士の1試験科目が免除されます。

学習・教育到達目標

JABEE認定

 電気電子コース(昼間コース)の教育プログラムは2006年度から日本技術者教育認定機構により、JABEEに対応しています。JABEE(Japan Accreditation Board for Engineering Education)は、国際的に通用する技術者の育成を念頭に、技術者教育の向上ならびに社会と産業の発展に寄与することなどを目的として、大学などの高等教育機関における技術者教育プログラムを審査し、要求水準を満たしている教育プログラムを認定する機関です。本コースで学び、卒業することで、認定を受けたプログラムの修了者となり、国家資格である『技術士』の1次試験を免除されるなど、国内外でエンジニアとしての活躍の場を大きく広げる礎になります。なお、2012年度修了生から認定プログラム名が「電気電子工学・情報通信システム工学コース」へ変更となります。

JABEE認定