
数万気圧で物性調査
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研究者紹介Fuculty
Purpose
研究の目的
外側から圧力をかけて材料の原子間距離を制御することで、熱電変換材料・超電導材料・半導体材料などの機能性材料の性能をチューニングし、高い性能を得る。

Overview
研究の概要
数万気圧で物性調査
フラックス法による単結晶試料育成により、機能性材料の探索をおこなう。さらに合成した物質を構造解析によって性能に起因するパラメータを明らかにする。それに加え、数万気圧という高い圧力を加え、磁化・電気抵抗測定により物性を調べることで、性能の高い状態を探索する。

Seeds 01 数万気圧で物性調査
[PDF DL]Point
研究(開発)のアピールポイント
研究の新規制、独自性
本来常圧の測定しかできない装置に圧力セルを組み込むことで、圧力下の測定が可能となった。
磁気・電気特性を圧力により制御することができる。
研究に関連した特許の出願、登録状況
なし従来研究(技術)と比べての優位性
機能性材料を試料合成で探索した場合と比べ、10回合成しないといけなかったものが、1回合成し9回圧力下の実験を行うことで同様にパラメータを変化させることができる。さらに試料合成で組成を変化させた場合には不純物の変化などによる試料依存性が問題となるが、圧力変化で調べた場合は元の試料は一つであるため試料依存性がない。
Vision/Stage
研究(開発)のビジョン・ステージ
適応分野
熱電変換材料(CeFe2Al10)超伝導材料(Mo3Al2C)
半導体材料(CeRu2Al10)
研究のステージ
基礎研究製品化、事業化のイメージ
熱電モジュール、磁気センサー、超伝導材料。Suggestion/
Message
企業などへのご提案・メッセージ
研究(開発)に関連して、
あるいはそれ以外に関われる業務
単結晶育成、極低温での圧力下磁化、電気抵抗測定、サンプル提供など。
利用可能な設備、装置など
教員からのメッセージ
数百μm~数mmのサンプル、数万気圧の圧力下での磁化・電気抵抗測定ができます。お気軽にご相談ください。