
光ファイバセンサの開発
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研究者紹介Fuculty
Purpose
研究の目的
土木・建築分野における災害防止用常時監視システムの構築が要求されている。光ファイバセンサは「軽量で設置が容易」「センサ自体に電源が不要」「光ファイバ自体が信号の伝送路となるため離れた場所に設置できる」などの利点があるが、設置・維持に多大なコストがかかるため普及が進んでいない。低コストの光ファイバ歪みセンサ構築の技術開発をしている。

Overview
研究の概要
光ファイバセンサの開発
ファイバブラッグ回析格子(FBG)を用いた低コストな歪み測定センサシステムを開発。FBGは光ファイバに強力な紫外線を照射することにより、ファイバのコアの屈折率を精密に定めた間隔で永久的に変化させることで直接ファイバ内に組み込まれ、特定波長の光のみを反射する光フィルタとして機能する。反射波長は歪みを加えることによって変化するため、歪みセンサとしてしようすることができる。導体レーザーとパワーメーターを用いて低コストで歪みが求められるシステムを開発している。

Seeds 01 光ファイバセンサの開発
[PDF DL]Point
研究(開発)のアピールポイント
研究の新規制、独自性
FBGで光スペクトラムアナライザーを使用せず測定が可能。
パワーメーターを使用することでローコスト化を実現。
研究に関連した特許の出願、登録状況
なし従来研究(技術)と比べての優位性
新しい原理・手法により設置および維持にかかるコストを下げ、必要に応じて拡張が容易に行える。
Vision/Stage
研究(開発)のビジョン・ステージ
適応分野
土木・建築分野(静的)。研究のステージ
応用段階製品化、事業化のイメージ
測定システムソフトウェアの開発。
Suggestion/
Message
企業などへのご提案・メッセージ
研究(開発)に関連して、
あるいはそれ以外に関われる業務
ソフトウェアの開発、光ファイバーの特性の測定、聴覚障害者の為のコミュニケーションツールの開発。
利用可能な設備、装置など
教員からのメッセージ
光を使ったセンサや測定システムについてお気軽にご相談ください。