
マウンドレス型ピンホールの研究
SearchSeeds
研究者紹介Fuculty
Purpose
研究の目的
銅管は施工性、熱伝導性、耐食性の良さから建築用、空調用配管として広く用いられているが、腐食による破損等の漏洩が問題になることが多い。そこで腐食によっておこる漏洩事故を防止して、銅管のピンホール(孔食)を防ぐことが重要視される。
Overview
研究の概要
マウンドレス型ピンホールの研究
エアコンや熱交換器によく起こるマウンドレス型の孔食の研究を進めている。早ければ2年以内に孔食ができて、漏洩事故が起きるマウンドレス型孔食において、水の中に微量に存在するアルミニウムや鉄が皮膜となり、腐食を防ぐことがわかった。水質や使用状況にも依存してしまう腐食を、穴が開く前に防止できればコストも少なくて済む。

Seeds 01 マウンドレス型ピンホールの研究
[PDF DL]Point
研究(開発)のアピールポイント
研究の新規制、独自性
マウンドレス孔食に対する防食法。
研究に関連した特許の出願、登録状況
なし従来研究(技術)と比べての優位性
薬剤を使わずに防食可能。
Vision/Stage
研究(開発)のビジョン・ステージ
適応分野
シンプルかつ低コストな銅管ピンホール防食法の提案、防食法を様々な金属材料にも利用可能。研究のステージ
基礎研究製品化、事業化のイメージ
薬剤を使わない防食装置。Suggestion/
Message
企業などへのご提案・メッセージ
研究(開発)に関連して、
あるいはそれ以外に関われる業務
モノが壊れるメカニズムと長持ちさせる方法を融合させた研究。
利用可能な設備、装置など
教員からのメッセージ
腐食のトラブル、表面処理による材料改善など、材料を長持ちさせる技術に関するご相談はお気軽にお問い合わせください。