情報・感性

Information/Sensibility

Seeds
キーワード:データマイニング、ラフ集合、ルール抽出、推論システム
ラフ集合を用いた定性的データマイニングとその応用
しくみ解明系領域
システム情報学ユニット
くどう やすお

工藤 康生教授

Phone:0143-46-5469
Fax:0143-46-5499
データから感性が見える

研究の目的

相関分析、多変量解析など統計的手法では、データの線形性、項目間の独立性、サンプル数などの制約があるため、分析が難しいデータも多数存在する。そこで、そのような制約のないラフ集合理論を用い、統計的手法とは異なる側面からデータマイニングを行い、その結果を推論するシステムを構築する。

研究の概要

データからのルール抽出

一般的に、データ内にある項目(例えば車の「イメージ」)に関する規則性は、データ内の他の項目の組み合わせとして記述される。ラフ集合を用いることで、データを正しく分類するための必要最小限の属性集合(相対縮約)を抽出し、データに潜む規則性をIf-Then形式の決定ルールとして表現する。

研究(開発)のアピールポイント

研究の新規性、独自性

ラフ集合を用いてデータに潜む規則性を抽出するだけではなく、抽出された規則性自体の重要度およびデータ内の各項目の重要度なども評価可能。

研究に関連した特許の出願、登録状況

なし

従来研究(技術)と比べての優位性

統計的手法とは異なり、データの線形性、分析項目間の独立性、サンプル数等の制約がなく、多数の項目間の関連性を同時に分析可能。

研究(開発)のビジョン・ステージ

適応分野

人の感性に関わるアンケート分析など。

研究のステージ

基礎研究応用段階

製品化、事業化のイメージ

ラフ集合を利用したソフトウェアの開発など。

企業等へのご提案・メッセージ

研究(開発)に関連して、あるいはそれ以外に関われる業務

マーケティングによるデータ(感性データ含)からの助言、ラフ集合によるアンケート解析など。

利用可能な設備、装置など

教員からのメッセージ

分析にお困りのデータがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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