
綿状の古紙流動化処理土に混合し靭性能を向上させる
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研究者紹介Fuculty
Purpose
研究の目的
地盤の掘削に伴って大量に発生する掘削土を再利用することができれば自然環境にもよい。しかしそのまま埋戻しても強度や耐震性能が不足する。靭性能を向上させることで地震などによって発生する地盤のクラックを減少させ地盤の耐震補強につなげる。

Overview
研究の概要
綿状の古紙流動化処理土に混合し靭性能を向上させる
掘削土にセメントと水を加えた流動化処理土としても埋戻しても、固すぎて再度掘り返すことができなければコスト的にも負担がかかる。程よく、粘り強い土にするには流動化処理土に綿状にした古紙を混合して繊維材補強することにより、粘り強い地盤になり、耐震性能が向上する。

Seeds 01 綿状の古紙流動化処理土に混合し靭性能を向上させる
[PDF DL]Point
研究(開発)のアピールポイント
研究の新規制、独自性
流動化処理土に綿状に粉砕した古紙を混合。

研究に関連した特許の出願、登録状況
なし従来研究(技術)と比べての優位性
靭性能が飛躍的に向上。
Vision/Stage
研究(開発)のビジョン・ステージ
適応分野
粘り強い地盤(埋戻し)、建築基礎・山留工事の埋戻し、液状化対策、構造物の裏込め、ガス管・水道管・下水管の埋戻し。研究のステージ
応用段階製品化、事業化のイメージ
地盤の耐震補強、液状化対策。
Suggestion/
Message
企業などへのご提案・メッセージ
研究(開発)に関連して、
あるいはそれ以外に関われる業務
地盤(基礎地盤や道路・鉄道の路盤・路床)の剛性評価に関する技術的提案、土構造物や地下構造物の掘削に関する技術的提案、室内土質試験や地盤調査に関する技術的支援。
鉄道の道床バラストや道路のクラッシャランとして用いられる単粒度砕石の力学的特性、ジオシンセティックス(土木用繊維資材)に関する研究。
利用可能な設備、装置など
教員からのメッセージ
地盤に関する調査・試験・設計・施工、斜面崩壊や地すべりなどの自然災害に対する防災対策や災害復旧、ジオシンセティックスを用いた地盤の補強や地盤内の透水・遮水、土壌汚染や土壌浄化など地盤環境に関する問題に至るまで、これまでの経験を生かしてアドバイスできますので、お気軽にご相談ください。