Production system/Equipment engineering
土木建設機械や精密工作機械をはじめとする、多岐に亘る各種機械のすべり面やすきま部(軸受、シール 等)の摩擦や潤滑のメカニズムを解明し、的確な数理モデルを構築し、高付加価値製品を生み出すための最適設計ツールを開発する。
摩擦の軽減と漏れの低減という相反する二つの現象を両立させる潤滑モデルを確立。検証実験を経てモデルの妥当性を確認。油圧機器の静圧摺動面や各種機械の軸受やシールを対象としたプログラムを開発。
摩擦のみならず、すきまの漏れや動力損失も予測可能な混合/熱流体潤滑モデル。表面粗さや吸着膜、発熱や液体物性などを考慮して、すきま形状の最適設計や摺動部の性能予測を実現。
摺動部を取り扱うモデルとしては摩擦の評価に比重が置かれがちであったが、すきまの漏れや表面や液体の性状などが考慮されている。
トライボロジー(摩擦、摩耗、潤滑)に関する技術的助言や相談。フルードパワー(油圧、水圧、空気圧)機器に関する共同研究など。