Measurement/Control/Aerospace
引き込み現象を利用して多数の制御対象を協調制御できる周期入力制御法を構築し、ロボット工学などへの応用を目指す。
周期的な運動をする制御対象にタイミングよく周期入力を加えることでエネルギーを制御し、目標とする振幅や位相を持つ周期運動に引き込み現象を利用して制御対象を収束させる周期入力制御法の構築をしている。本手法により多数の足を協調させて動かす必要のある多足歩行ロボットの歩行制御や脚に弾性を持つ歩行ロボットで弾性エネルギーを巧みに利用した歩行制御が実現できる。
周期入力制御は多数の制御対象のエネルギーと位相関係を同時に制御できる。
制御入力と制御対象の出力を同期させるために引き込み現象を利用しているので、制御対象の大まかな特性がわかれば良く、特性の変化に対するロバスト性が優れている。
自動制御システム・ロボットの設計・試作に関する技術相談、ロボット教材を用いた教育支援。