Material
軽くて硬い炭化ケイ素複合材料は、厳しい条件(高温や不純物含有地、水中など)においても、構造材料として求められる強度・耐酸化性・耐摩耗性・耐腐食性を発揮する。大型部材の作製技術、形状自由度の確保、接合技術など様々な要求をクリアできるNITE SiC/SiC複合材料の工業化を図る。
セラミックスである炭化ケイ素(SiC)複合材料は、様々な形状を作るのが難しいが、繊維束中にSiCナノパウダーを含浸させて、高温高圧でSiCを結晶成長させ、焼き固める「NITE法」という製法で、多様な形状の高密度なSiC複合材料を製作可能にした。プリフォーム製造の機械化を可能とする中間素材製造技術と、二アネット部材成形のための複雑形状成型技術の開発による機械化や製作日数の短縮により低コスト化を図る。
SiC/SiC複合材料の成形型、結晶化SiCの繊維。
SiC繊維により複雑な形状の高温セラミック部材の製作が可能となった。
大型・大量生産するための技術開発により低コスト化を図る。
炭化ケイ素複合材料の成型・評価・分析、金属とセラミックスの接合、セラミックスの分析・評価、
鉄鋼の分析・評価。