
DHMによるリアルタイム三次元細胞イメージング
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研究者紹介Fuculty
Purpose
研究の目的
ホログラフィは物体の三次元情報を二次元平面に記録し、再生することができる技術である。ホログラフィにディジタル技術を適用したディジタルホログラフィでは三次元情報のディジタル記録・再生が可能である。この技術による新たな計測法を確立すると共に、形状計測や光学顕微鏡などへの応用を目指す。

Overview
研究の概要
DHMによるリアルタイム三次元細胞イメージング
ディジタルホログラフィ技術を用いた三次元形状計測システムおよび光学顕微鏡(ディジタルホログラフィック顕微鏡、DHM)に関する研究を行っている。図はDHMによる細胞イメージングの概略である。DHMで撮影した動画を解析し、流路内を流れる血球分布や軌跡追跡、個々の血球形状などの情報をリアルタイムかつ三次元的に取得できる。

Seeds 01 DHMによるリアルタイム三次元細胞イメージング
[PDF DL]Point
研究(開発)のアピールポイント
研究の新規制、独自性
様々なサンプルの三次元情報を、非接触・非侵襲かつリアルタイムに取得可能なディジタルホログラフィ技術を用いた干渉計測システムおよび顕微鏡の提案および開発
研究に関連した特許の出願、登録状況
なし従来研究(技術)と比べての優位性
通常、三次元情報の取得に走査機構が必要であるが、この技術では一枚の画像に三次元情報が記録でき、走査機構が不要でリアルタイム三次元計測が容易となる。

Vision/Stage
研究(開発)のビジョン・ステージ
適応分野
リアルタイム細胞イメージング、精密表面形状計測、欠陥検査、三次元流速計測研究のステージ
基礎研究製品化、事業化のイメージ
リアルタイム三次元細胞イメージング装置、表面形状計測装置、三次元流速計
Suggestion/
Message
企業などへのご提案・メッセージ
研究(開発)に関連して、
あるいはそれ以外に関われる業務
レーザ光を用いた顕微鏡による細胞イメージングや表面形状計測、変位・変形計測および欠陥検査などの技術相談
利用可能な設備、装置など
光学暗室
ディジタルホログラフィック顕微鏡
各種光学素子
教員からのメッセージ
レーザ光を用いた干渉計測法や顕微鏡の研究開発をしております。ご協力できることがあればご相談下さい。