Measurement/Control/Aerospace
ホログラフィは物体の三次元情報を二次元平面に記録し、再生することができる技術である。ホログラフィにディジタル技術を適用したディジタルホログラフィでは三次元情報のディジタル記録・再生が可能である。この技術による新たな計測法を確立すると共に、形状計測や光学顕微鏡などへの応用を目指す。
ディジタルホログラフィ技術を用いた三次元形状計測システムおよび光学顕微鏡(ディジタルホログラフィック顕微鏡、DHM)に関する研究を行っている。図はDHMによる細胞イメージングの概略である。DHMで撮影した動画を解析し、流路内を流れる血球分布や軌跡追跡、個々の血球形状などの情報をリアルタイムかつ三次元的に取得できる。
様々なサンプルの三次元情報を、非接触・非侵襲かつリアルタイムに取得可能なディジタルホログラフィ技術を用いた干渉計測システムおよび顕微鏡の提案および開発
通常、三次元情報の取得に走査機構が必要であるが、この技術では一枚の画像に三次元情報が記録でき、走査機構が不要でリアルタイム三次元計測が容易となる。
レーザ光を用いた顕微鏡による細胞イメージングや表面形状計測、変位・変形計測および欠陥検査などの技術相談
光学暗室
ディジタルホログラフィック顕微鏡
各種光学素子