建設・ 社会基盤

Construction/Infrastructure

Seeds
キーワード:高性能コンクリート、低環境負荷、産業副産物
産業副産物利用による低環境負荷・高性能コンクリートの実現
もの創造系領域
土木工学ユニット
すがだ のりゆき

菅田 紀之准教授

Phone:0143-46-5220
Fax:0143-46-5221
地球環境に優しい高性能コンクリート

研究の目的

通常コンクリートの製造は、天然資源を消費するとともに多くのCO2を排出し環境に対して大きな負担を与えている。

コンクリート用材料として産業副産物を利用することにより、環境に対する負荷が少なく高性能なコンクリートを開発する。

研究の概要

コンクリートの一部を産業副産物に置き換える

コンクリートを高性能化するためには、コンクリート用材料の中で最もCO2排出量が多いセメントを増やすことが必要である。このセメントの一部を産業副産物に置き換える事によりCO2排出量を低減させ、さらに骨材など天然資源の一部も産業副産物に置き換える事により資源の保全を行い、環境負荷の少ない高性能コンクリートを実現させる。また、高性能コンクリートで問題となっている自己収縮を産業副産物使用により低減させる。

研究(開発)のアピールポイント

研究の新規性、独自性

産業副産物を利用した低環境負荷型・低自己収縮型の高性能コンクリート。

フライアッシュ(石灰灰)

研究に関連した特許の出願、登録状況

なし。

従来研究(技術)と比べての優位性

産業副産物の使用により低環境負荷。

使用料をかえることにより様々な性能・性質を実現。

研究(開発)のビジョン・ステージ

適応分野

社会基盤整備における環境負荷の低減。

研究のステージ

基礎研究応用段階

製品化、事業化のイメージ

橋などの環境負荷の少ない長寿命コンクリート建造物。

企業等へのご提案・メッセージ

研究(開発)に関連して、あるいはそれ以外に関われる業務

産業副産物・産業廃棄物のコンクリート利用、デジタル画像解析。

利用可能な設備、装置など

教員からのメッセージ

コンクリートの高性能化および環境負荷低減に関する研究を行っています。
いつでも気軽にお問い合わせください。
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