Material
鋳鉄の付加価値を高めるため、耐食性に優れ、より強靭な鋳鉄を製作する。 鋳造欠陥の低減と金属組織の操作を図り製作した鋳鉄の特質を明らかにする。
合金元素の種類や組み合わせ、添加方法、熱処理条件によって変化する鋳物の金属組織や機械的性質・特性について明らかにし、使用目的に合わせて強度や靭性・耐摩耗性に優れた鋳鉄を製作する。また、合金化によって海水中でも赤錆が発生しない鋳鉄を開発。水を付着させただけで壊れやすくなる高強度鋳鉄の脆化防止方法を構築。
鋳鉄の耐食性と合金元素の関係を解明。スクラップを使用することによりローコスト化を図る。
自然に影響を与えない毒性のない合金の種類を選択し、環境を考慮した合金設計を行う。
鋳造品の材質評価、製作方法の指導、表面処理、鋳造接合、非破壊検査、焼結、腐食合成法によるナノ粒子の合成、精製方法の指導・相談。