イノベーション型PBL 学生インタビュー

 
 

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馬場  健瑠さん
情報工学系専攻 共創情報学コースMC1年

PBL・社会連携科目を選んだ理由を教えてください。

 学部時代、PBLの科目でグループワークのリーダーを務めました。最初は慣れずに苦労しましたが、メンバーと打ち解けるにつれて、役割分担やスケジュール調整がスムーズに進むようになりました。最終的には「室蘭市を盛り上げよう」という課題に取り組み、観光推進の視点から室蘭市内で開催される行事の情報を提供するカレンダーアプリを作成することができました。
 今回のイノベーション解決型PBLでも、グループワークを通じてさまざまな人の意見を聞き、自分の考えを深めることができると考え、履修を決めました。3種類あるPBL科目すべてに興味があり、「全部取りたい」と迷いましたが、直感でイノベーション型を選びました。

イノベーション型PBLの魅力は?

「実際の現場でどのような技術が使われているのか、どんな機器や仕組みが使われているのか」を学生のうちに触れて知ることができるのは、とても貴重な経験です。企業が導入している最新の機器を使い、現実の課題から解決策を見つけ出すプロセスを経験できることは本当に価値があることだと感じています。本を読むだけでは得られない、実践的な知識と経験を積むことができる点が大きな魅力だと思います。

この科目を通して、どのように成長したいですか。

 実習を通じて、課題や問題を深く掘り下げるプロセスを経験し、実際に課題解決に取り組む中で柔軟に対応できる解決能力を身に付けたいと考えています。最後には成果発表会もあるので、この科目を通して得られた成果や内容を効果的に伝えるためのプレゼンテーション能力も向上させたいです。

石野 龍之介さん
情報工学系専攻 共創情報学コースMC1年

PBL・社会連携科目を選んだ理由を教えてください。

 企業の取り組みや導入されているシステムに触れ、課題解決の方法を一緒に見つけたいという思いから、この科目を選びました。実際に社会で使われている機器やシステムに触れる機会は貴重で、学生時代にその経験ができることは大きな価値があります。

 また、コロナ禍でグループワークや学生同士の話し合いが少なかった学部時代だったこともあり、チームで取り組むことで協調性やコミュニケーション能力を身に付けたいという気持ちも、この科目を選んだ理由の一つです。

イノベーション型PBLの魅力は?

 自分がこれまでに身に付けた知識や技術が、実際の現場でどのように役立つのかを知ることができる機会があるのは、とても魅力的で楽しみです。将来の進路を考えるうえでも、この経験が大きく活きてくると思います。課題にはチームで取り組むので、協調性やチームワーク力を高めていきたいです。専攻を越えて新しい仲間ができることも、とても嬉しいです。

この科目を通して、どのように成長したいですか。

 今回のPBL実習では、情報を効率よく解析することが求められています。その課題を通じて、課題解決能力をさらに高めていきたいです。また、これまでに培った自分の能力や知識が試される場面も多くあると思います。自分の専攻との結びつきを見出し、それを自分の力に繋げられるような成果を出したいと考えています。

笹渕 佑樹さん
情報工学系専攻 共創情報学コースMC1年

PBL・社会連携科目を選んだ理由を教えてください。

 コロナ禍だった学部1・2年生の頃はほぼオンラインの授業でした。その経験から、誰かと協力して取り組むような経験をしたかったという思いがあります。
 共創情報学コースへの進学が決まり、分野の枠を越えて同じことに取り組める仲間や繋がりを作りたいと思い、この科目を選びました。そういう仲間がいることはとても心強いことだと思います。
 また、これからは今よりも「柔軟に問題を解決する力」を持った人が増えてくると思います。このPBL実習を通して、実践的な技術や知識、応用力など専門的で負けない問題解決力を身に付けたいです。

イノベーション型PBLの魅力は?

 大学院に進んで身に付けたことや、これまでに身に付けたことが、どこまで通用するかを知ることができる機会だと考えています。実践の中で試行錯誤することは、今後の進路を考える上でも大きな経験になると思います。PBL実習を通して、企業の方はどんな結果を必要としているのか、自分の持つ力をチームの中でどのように活かしていくことができるのか、本当に求められているものを知ることができると思っています。

 この科目を通して、どのように成長したいですか。

 学部時代は電気系の分野でモーターを専門に学んでいました。現在は、これまで身に付けたものに情報の力を掛け合わせて、より良いモーターの開発に繋げたいと研究に取り組んでいます。
 実践的なPBL実習を通して、協力してくださる企業の方や一緒に課題に取り組む仲間、先生など、いろいろな人と関わる中で「情報」を共通言語に自分の視野を広げたいと思っています。