システム理化学科 フレッシュマンセミナー 推薦図書、参考文献 |
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★ スマートフォン未対応です。悪しからず。 この文献集のオリジナルは、 旧機械航空創造系学科 材料工学コース の コミュニケーション技法の参考文献集です。 例年、フレッシュマンセミナーで、レポートの書き方、文章の書き方について 勉強したいという声が多く寄せられるので、掲載しています。 フレッシュマンセミナーは2025年度より、 8週授業に変わり、授業内容も変わりました。 グループワークや実験・演習がなくなりました。 そのため、コミュニケーション、会議などに関連する書籍は、当授業との関連が薄れましたが、 面倒なのでそのままにしてあります。 一方で、作図法などは以前より詳しく取り上げるようになったため、関連する書籍を追加しました。 責任を持てないので、このページの内容を システム理化学科の学生以外には漏洩しないよう、お願いします。 Amazonへのリンクを用意したが、情報収集に役立つと思ってのことである。 書籍の購入は、ネット購入で工大生協の書籍部で受け取る方法がある。→ オンライン書店 本やクラブ(UNIV. CO-OP) レポートの書き方の参考書は良い本が3冊あります。 24番と57番と61番です。24番は絶版中のようです。 図書館に所蔵されているかどうかや、 価格、改訂版の有無などについては、各自で調べて下さい。 分野で色分けしていますが、完璧ではありませんので悪しからず。 ![]() −−−−−−−−−−− Amazonへのリンクを設けましたが、決してAmazonでの購入を推奨しているわけではありません。 書評を利用するのに便利だろうと考えてのことです。誤解無きように。 |
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タイトル、著者、出版社、出版年 | ISBN-13 時々 ISBN-10 Amazon Link |
私的書評 | |||
一般的に | 新FMSの 参考書として |
コメント | |||
1 | 『レポートの組み立て方』 木下 是雄 著、筑摩書房 (筑摩学芸文庫) (1994) |
4-480-08121-6 | ◎ | ◎ | 『理科系の作文技術』を読んで、これも読むと良い。 |
2 | 『理科系の作文技術』 木下 是雄 著、 (中公新書) 中央公論社 (1981) |
4-12-100624-0 | ◎ | ◎◎ | しつこく申し上げますが、必読書です。 まんが版は立ち読みしかしていません。 内容が同一はありません(当たり前か...)。 |
3 | 『伝わる・揺さぶる!文章を書く』 山田 ズーニー 著、PHP研究所 (PHP新書180) (2001) |
4-569-61736-0 | ◎ | 〇 | 小論文あたりを取り上げています。 エントリーシートの勉強には良いのかも。 理系の仕事の文章には参考にならないか。 |
4 | 『説明と説得のためのプレゼンテーション』 海保 博之 著、共立出版 (1995) |
978-4320008885 | △ | △ | |
5 | 『文書表現技術ガイドブック』 テクニカルコミュニケーター協会監修、岸編、共立出版 (2008) |
978-4320005785 | ○ | ○ | |
6 | 『レポート・論文の書き方入門 第3版』 河野 哲也 著、慶応義塾大学出版会 (2002) |
978-4766409697 | ○ | 〇 | 文系の文章作成を解説。 現在は第4版(2018)のようです。 |
7 | 『あなたの表現はなぜ伝わらないのか 論理と作法』 古郡 延治 著、中公新書 中央公論社 (2011) |
978-4121020987 | △ | △ | 余り得るところがなかった。著者は計算機科学の専門家で、その知識の整理と披露が中心であって、タイトルから期待した内容とは異なっていた。 |
8 | 『科学コミュニケーション 理科の〈考え方〉をひらく』 岸田 一隆 著、平凡社新書 (2011) |
978-4582855739 | ○ | − | 科学の知識を“文系”の人にも伝えるにはどうしたらよいか?一読の価値がある。しかし、しっかりとした文章なので、読みこなせるか? |
9 | 『大学生からの文章表現 ―無難で退屈な日本語から卒業する―』 黒田 龍之助 著、 ちくま新書 (2011) |
978-4480065926 | ◎ | △ | 例文が沢山。面白い。しかし、レポートや履歴書の作文の参考にはならない。エッセイを書くなら、参考になる。 |
10 | 『研究者のための上手なサイエンス・コミュニケーション』 A.ウィルソン他著、畠山雄二、秋田カオリ訳、東京図書 (2006) |
978-4489007392 | ◎ | △ | 東京図書の検索を利用 学生ではなく、研究者向けの内容。 |
11 | 『アカデミック・スキルズ 大学生のための知的技法入門』 佐藤 編、湯川、横山、近藤 著、慶応義塾大学出版会 (2006) |
978-4766419603 | ○ | ○ | 2012年に第2版がでていますね。 |
12 | 『相手に「伝わる」話し方』 池上 彰 著、講談社現代新書 1620 (2002) |
978-4061496200 | ◎ | ○ | ”池上本”の1冊。 |
13 | 『「話す」「書く」「聞く」能力が仕事を変える! 伝える力』 池上 彰 著、PHPビジネス新書 (2007) |
978-4569690810 | ◎ | ◎ | これも”池上本”。ロングセラー本として有名。 |
14 | 『研究者・学生のための テクニカルライティング』 野村 港二 編、みみずく舎 (2009) |
978-4872119473 | ◎ | ○ | |
15 | 『発想法』 川喜多 二郎 著、中公新書136 中央公論社 (1967) |
978-4121801364 | ○ | − | 史上初のKJ法解説書。改版が出た(2017)。 |
16 | 『続・発想法』 川喜多 二郎 著、中公新書210 中央公論社 (1970) |
978-4121002105 | ○ | − | 『発想法』をより分かり易くしKJ法を普及させる目的で著された本。 |
17 | 『会議の技法』 吉田 新一郎 著、中公新書1520 中央公論社 (2000) |
978-4121015204 | ◎ | − | 参考になる。 |
18 | 『「言語技術」が日本のサッカーを変える』 田嶋 幸三 著、光文社新書 325 (2007) |
978-4334034269 | ◎ | ○ | スポーツ好きには読みやすいと思う。伝えたいことを、如何に適確に言葉で表現するか、という考察。 |
19 | 『20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義』 ティナ・シーリグ 著、高遠 裕子 翻訳、CCCメディアハウス (2010) |
978-4484101019 | ? | − | 読んでいません。 |
20 | 『マインドマップ勉強法 脳を飛躍的にパワーアップする技術』 トニー・ブザン (著), ブザン教育協会 (監修), 近田 美季子(監訳)、 アスペクト (2011) |
978-4757218918 | ? | ? | 読んでいません。 |
21 | 『マインドマップ超入門 (トニー・ブザン天才養成講座) (トニー・ブザン天才養成講座 1) 』 トニー・ブザン (著) , 近田 美季子 (監修, 翻訳) 、 ディスカヴァー・トゥエンティワン (2008) |
978-4887596764 | ? | ? | 読んでいません。 |
22 | 『ザ・マインドマップ』 トニー・ブザン , バリー・ブザン (著) 、神田 昌典 (翻訳), ダイヤモンド社 (2005) |
978-4478760994 | ? | ? | 読んでいません。 |
23 | 『特別講義 コミュニケーション学』 藤巻 幸夫 著、 実業之日本社 (2010) |
978-4408108308 | ◎ | ◎ | コミュニケーション技法 2011年度の教科書。 著者はカリスマバイヤーから、政治家に転じた。 ※ 2014年3月に著者が亡くなりました。 |
24 | 『実験レポート作成法 Successful Lab Reports』 C. S. Lobban, M. Schefter (著)、畠山 雄二、大森 充香(翻訳)、 丸善 (2011) |
978-4621084984 | ◎ | ◎◎ | 理系工学系が作成するレポートの解説書として、大変よい内容。是非一読を。図書館にもあり。 |
25 | 『「科学的思考」のレッスン 学校で教えてくれないサイエンス』 戸田山 和久 著、NHK出版新書 365 (2011) |
978-4140883655 | ◎ | ○ | 考え方の整理に良い。 |
26 | 『テストの花道2 弱点攻略篇』 NHKテストの花道製作チーム、河出書房新社 (2011) |
978-4309245676 | ○ | ○ | NHKの人気番組から。大学受験生が主なターゲットの内容であるが、キャリアパスを考える際にも役立つと思われる。更に、自分の意見の整理に役立つであろうから、プレゼンテーションやコミュニケーションの上達にも効果があるかもしれない。 更に、ノートの作り方の別冊も出版されました。 |
27 | 『メール文章力の基本 大切だけど、だれも教えてくれない77のルール』 藤田 英時 著、 日本実業出版社 (2010) |
978-4534047168 | ○ | ◎ | e-mailの書き方解説書。 |
28 | 『誰も教えてくれなかった ビジネスメールの書き方、送り方 (スーパー・ラーニング) 』 平野 友朗 著、あさ出版 (2008) |
978-4860633134 | ◎ | ◎ | e-mailの書き方解説書。 読み易いと思う。 |
29 | 『すぐに使える!ビジネス文章の書き方』 高橋 昭男 著、PHPビジネス新書045 (2007) |
978-4569695495: | ○ | ○ | ダメな文例が豊富なので参考になるかも。 |
30 | 『コミュニケーション技術 実用的文章の書き方』 篠田 義明 著、中公新書807、中央公論社 (2013) |
978-4121008073 | ○ | ○ | 学生諸君には文章が硬いか? |
31 | 『新版 論文の教室 レポートから卒論まで』 戸田山 和久 著、NHKブックス1194、NHK出版(2012) |
978-4140911945 | ◎ | ◎ | 面白く書かれている。ボリュームが結構ある。25と同じ著者。 |
32 | 『科学技術論文を書くための基礎知識 「書き言葉」って?』 深尾 百合子 著、アグネ技術センター (2013) |
978-4901496650 | ◎ | ◎ | 学生諸君がやってしまいがちな表現につっこむ。理系のレポートでよく見かける”残念な”文章の例を取り上げて、その訂正例を示しているので、日本語でお悩みの学生諸君には役立つのではないか。 |
33 | 『聞く力 心をひらく35のヒント』 阿川 佐和子 著、文春新書841、文藝春秋 (2012) |
978-4166608416 | ◎ | ○ | 言わずと知れたベストセラー。タイトルは「聞く」より「聴く」が良かったのでは?著者はテレビにも出演する有名人である。ところで、諸君は著者の御尊父のことは御存知なのだろうか? 瞬間湯沸かし器というあだ名がある作家阿川弘之である。(2015年逝去) 2014/6/20に第2弾が発売された。タイトルは、 『叱られる力 聞く力2』 文春新書960 読んでいないので、書評はできません。 しかし、”瞬間湯沸かし器”氏の令嬢ゆえ、このタイトルで執筆する資格は充分であると思われる。 |
34 | 『失礼な敬語 誤用例から学ぶ、正しい使い方』 野口 恵子 著、光文社新書649、光文社 (2013) |
978-4334037529 | ○ | ◎ | 内容は面白いので、敬語の扱いに自信がない学生は読むと良い。しかし、文章は読み難い(しつこいので)。ざっと流し読みが適切。 |
35 | 『校正記号の使い方 第2版』 日本エディターズスクール 監修、日本エディターズスクール出版 (2007) |
978-4888883764 | ○ | ◎ | 文章を校正するときに用いられる記号の意味が分からないと、校正してくれた方に迷惑を掛けるかも知れない。世間の常識を知るには持っていても悪くない。500円+税。 |
36 | 『すごい会議 短時間で会社が劇的に変わる!』 大橋 禅太郎 著、大和書房 (2005) |
978-4479791188 | ○ | − | かなりの自慢話から始まるのだが、読むべき内容も書かれていると思う。ざっと読めてしまうので、ファシリテーションを知るには良いと思う。 |
39 | 『ファシリテーション入門』 堀 公俊 著、日経文庫1026、日本経済新聞社 (2004) |
978-4532110260 | ◎ | − | ファシリテーションの解説。 |
40 | 『会議 ファシリテーションの基本がイチから身につく本』 釘山 健一 著、すばる舎 (2008) |
978-4883997039 | ○ | − | ざっと読める。...内容をあまり覚えていない。 |
41 | 『チーム・ファシリテーション 最強の組織をつくる12のステップ』 堀 公俊 著、朝日新聞出版 (2010) |
978-4023308169 | ○ | − | 39と同じ著者。 |
42 | 『TEDトーク 世界最高のプレゼン術』 ジェレミー・ドノバン 著、中西 真雄美 翻訳、新潮社 (2013) |
978-4105064914 | ? | ? | 著者はTEDの創始者。TEDを知らない人はウェブで検索を。NHK Eテレでも定時放送中。じつは未だ購入していない。例えば、『スティーブ・ジョブズの驚異のプレゼン』は面白かったが、これも同様で、本講義が目的とするプレゼンテーションとは性質が異なると考えている。こういう高いレベルのプレゼンテーションがあるという事実を知るために読むことは、有意義だと思われる。 |
43 | 『会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ』 マイナビ新書 齋藤 正明 著、マイナビ (2009) |
978-4839930202 | ◎ | ○ | むしろ就活参考書だが、コミュニケーションについても色々考えることができると思う。面白い内容なので、読んでみては如何か? |
44 | 『わかりあえないことから コミュニケーション能力とは何か』 平田 オリザ 著、講談社現代新書2177、講談社 (2012) |
978-4062881777 | ◎ | ◎ | そもそも、若い人程コミュニケーションの必要性を実感していないのでは?100人が100人とも、コミュニケーション能力が優れている必要があるのか?ところで、「コミュニケーション能力」とは何を指し示すのか? 考えて見るときの参考になると思う。 |
45 | 『ビジネスメール 「こころ」の伝え方教えます』 平野 友朗 著、技術評論社 (2009) |
978-4774137582 | ○ | ○ | 28と同著者。やや細かいことが書いてある。 |
46 | 『史上最強の ビジネスメール 表現事典』 ビジネス文書マナー研究会 著、ナツメ社 (2007) |
978-4816342622 | ○ | △ | 就職活動には役立つかもしれない。 |
47 | 『学生・研究者のための 使える!PowerPointスライドデザイン 伝わるプレゼン1つの原理と3つの技術』 宮野 公樹 著、化学同人 (2009) |
978-4759811759 | ? | ? | 入手していない。学生諸君の参考になるように思う。 |
48 | 『PowerPointによる理系学生・研究者のための ビジュアルデザイン入門 』 田中 佐代子 著、講談社 (2013) |
978-4061531505 | ? | ? | 入手していない。学生諸君の参考になるように思う。 |
49 | 『文章ベタな人のための論文・レポートの授業』 古郡 延治 著、 光文社新書697、 光文社 (2014) |
978-4324038007 | ○ | ○ | 文献紹介番号7と同著者の新刊。ちと分厚い。 文系・理系共通の内容を取り上げているが、著者は理系なので、書かれている内容にそれ程違和感はなかった。流し読みしたが、本気で読むと文量が多いと思う。 |
50 | 『大学一年生の文章作法』 山本 幸司 著、 岩波書店 (2014) |
978-4000289153 | ○ | △ | 文系を含めて、日本語の文章の書き方の細かいところまで指南している。 |
51 | 『しゃべらない仕事術』 石田 健一 著、クロスメディア・パブリッシング (2015) |
978-4844373933 | ◎ | △ | 講義ではついつい「きちんと話すように」「伝わるように話すこと」などと、如何に上手に話すかということに言及しがちである。しかし、話すことが苦手な人が居ることも分かっている。この本は、タイトルに「話す」ではなく敢えて「しゃべる」 を用いていると思うのだが、話し下手にはありがたいアドバイスを多く提供してくれる。 |
52 | 『伝えるための教科書』 岩波ジュニア新書 川井 龍介 著、岩波書店 (2015) |
978-4005007943 | ○ | ○ | ジュニア新書なので、中高生向け。それゆえ説明がやや冗長に感じられるかも知れない。逆に言えば、丁寧に書かれている。後半の具体事例は流し読みしかしていない。前半が参考になると思う。前半の心得1から6までは、他の書籍でも取り上げられている基本であるが。 |
53 | 『何のために「学ぶ」のか 中学生からの大学講義1』 桐光学園+ちくまプリマー新書編集部 編、筑摩書房 (2015) |
978-4480689313 | ◎ | ○ | 恐るべし。桐光学園(中学校)で行なわれた講義録。コミュニケーションと直接は関係ないが、諸君の知的好奇心をそそることを期待して紹介する。 |
54 | 『考える方法 中学生からの大学講義3』 桐光学園+ちくまプリマー新書編集部 編、筑摩書房 (2015) |
978-4480689320 | ◎ | ○ | 同上。同シリーズの他のタイトルも気になる。 |
55 | 『マジ文章かけないんだけど』 前田 安正 著、大和書房 (2017) | 978-4479795865 | ◎ | ○ | 読みやすい。各所の書評の評価も高い。大学3,4年生へ向けた内容であると、著者が説明している。文と文章の違いなど、当たり前のようなことも最初に説明がある。最後はエントリーシートの書き方Howto
で締めくくられる。 気をつけたいのは、”理科系の仕事の文章”に必要なHowtoとは少し異なるということ。 |
56 | 『乱談のセレンディピティ』 外山 滋比古 著、扶桑社 (2016) | 978-4594074968 | ○ | △ | 読書のし過ぎは良くない のだそうだ。 言わずと知れた(?)ベストセラー「思考の整理学」の著者の続編に相当すると紹介されている。乱談は乱読に対比させた造語である。著者は試行錯誤の結果、セレンディピティには読書のし過ぎは良くなく、とりとめの無いおしゃべりの方が良いという結論に達したとのこと。え?セレンディピティとは何かですか?ご自身で調べて下さい! |
57 | 『新版 理系のためのレポート・論文完全ナビ』 見延庄士郎、講談社(2016) |
978-4061531581 | ◎ | ◎◎ | 24番以外で、久々に役立つ本を発見。レポートの書き方で、教員が指摘したい修正点を網羅している。文章も読みやすい。著者は北海道大学の教授。本学図書館に収蔵されている。 |
58 | 『1分で話せ』 伊藤羊一 著、SBクリエイティブ(2018) | 978-4797395235 | 〇 | − | Amazonの口コミ評価が高まる前に、偶然タイトルを見つけて購入。読んでみたが、後半はつまらなかった。授業や、就活のアドバイスで、「会話は短く切って、相手とのラリーにした方がよい」と進言しているので、興味を持ったわけである。役立つことも書かれている。先日修士の某君と話したら、彼も読んだそうで、且つ、読後の感想は、私と同じであった。 |
59 | 『最強のエンジニアになるための話し方の教科書』 亀山雅司 著、マネジメント社 (2019) |
978-4837804871 | 〇 | − | ラポール(rapport)というカウンセリング用語を用いて、相手との会話を改善する方法を説いている。会話に苦手意識がある方には役立つのかもしれない。 |
60 | 『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』 藤吉 豊, 小川 真理子 著、 日経BP (2021) |
978-4822289065 | 〇 | ◎ | タイトルの通りなので、様々な著書で説明されている文章術をざっと知るためには良いのでは。100冊のリストは巻末に掲載されている。本リストからは5冊がHit! [2,3,12,31,44] |
61 | 『ダメ例から学ぶ実験レポートをうまくはやく書けるガイドブック』 堀一成、北沢美帆、山下英里華 著、羊土社 (2022) |
978-4758108539 | ◎ | ◎ | 大学1年生向けになっている。理系実験レポートの書き方に特化しているので、解り易いと思われる。 紹介されている例は生物学の実験。 |
62 | 『仕事と勉強にすぐに役立つ ノート術 大全』 安田 修 著、 日本実業出版社 (2022) |
978-4534059512 | ○ | △ | 会議のノートテイキングについて書いてあり、授業のノートの取り方は取りあげられていない。 |
63 | 『メモ・ノートの極意』 弓削 徹 著、 ぱる出版 (2022) | 978-4827213102 | ○ | △ | 上に同じ。仕事のアイデアをひねる出すためのメモやノートの取り方の説明。 |
64 | 『伝わるデザインの基本 増補改訂3版』 高橋祐麿、片山なつ 著 技術評論社 (2021) |
978-4297119850 | ◎ | ○ | PowerPointのスライド作成などに役立つ知識が満載。2014年発刊の第1版から評価が高い。 プレゼンテーションの準備にどうぞ。 |
65 | 『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』 大平信孝 著 かんき出版 (2021) |
978-4761275723 | ◯ | ◯ | 読んでいるときは”なるほど”、と思ったが現在は、内容をほとんど覚えていない...。 |
66 | 『おしごとそうだんセンター』 ヨシタケシンスケ 著 集英社 (2024) | 978-4087718584 | ◎ | ◯ | 流石の内容。働くことについて悩んでいるなら、読む価値あり。 |
67 | 『理系のための読解術入門』 西出利一 著 化学同人 (2024) | 978-47598-23707 | 〇 | 〇 | 文章を読むのが苦手なら、読んでみるとよいだろう。 他にはない方法で解説されている。図4-4には間違いがあるので注意。 |
68 | 『グローバル×AI翻訳時代の新・日本語練習帳』 井上 多恵子 著 BOW BOOKS (2022) |
978-4502-412813 | ◎ | ◎ | AI翻訳(日本語→英語)で優れた英文を手に入れたければ、入力する日本語が正しくなければならない!そりゃそうだ、ということで入手した。 極言すれば、英語よりも日本語を勉強するべきだ? |
69 | 『化学実験における測定とデータ分析の基本』 小笠原正明、細川敏幸、米山輝子 著 東京化学同人 (2004) |
978-4807-905966 | ◎ | ◎ | 有効数字の説明に用いた。他にも、実験とレポート作成へ取り組む姿勢の話など。 |
70 | 『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』 新井紀子 著 東洋経済新報社 (2018) | 978-4492-762394 | ◯ | ◎ | 話題の書。日本語を正確に扱えることは重要だと思う。著者が理系なため、 |
71 | 『AIに負けない子どもを育てる』 新井紀子 著 東洋経済新報社 (2019) | 978-4492-762509 | ◯ | ◎ | 続編。日本語の練習方法の提案。 |
72 | 『学力喪失』 今井むつみ 著 岩波新書 (2024) | 978-4004-320340 | ◯ | ◎ | 新井氏の著書と取り上げている内容が近い。こちらも、日本語力を計るテストを提案している。 |
73 | 『理工系のためのよい文章の書き方』 福地健太郎、園山隆輔 著 翔泳社 (2019) | 978-47981-58891 | ◯ | ◎ | ”理科系の”ということで、読む価値ありと思います。改訂版が出たようだ。そちらは読んでいない。 |
74 | 『読解力は最強の知性である −1%の本質を一瞬でつかむ技術−』 山口拓朗 著 SBクリエイティブ (2025) |
978-48156-28208 | ◯ | ◯ | ざざっと読んでしまって、あまり内容が残っていない。行間が広くて、読み易いのだ。 |
75 | 『シン読解力 学力と人生を決めるもうひとつの読み方』 新井紀子 著 東京経済新報社 (2025) |
978-4492-762677 | ◯ | ◯ | 新井氏の新作。気になったので詠んだ。””読解力”と書くと、読書力のように捉えられて、「教科書を読み解く能力」という意図が伝わらなかったので、”シン読解力”を造語したという。 |
76 | 『文章読本』 谷ア潤一郎 著 中公文庫 (1996) | 978-4122-025356 | ◯ | − | 昔読んだような... |
77 | 『新文章讀本』 川端康成 著 タチバナ教養文庫 (2007) | 978-4813-321262 | ◯ | − | 読んだことがない |
78 | 『文章読本』 丸谷才一 著 中公文庫 (1995) | 978-4122-024663 | ◯ | ◯ | 昔読んだ。内容は忘れたなぁ。 |
79 | 『知的生産の技術』 梅棹忠夫 著 岩波新書 (1969) | 978-4004-150930 | ◯ | − | 気になっているけど、読んでいません。 |
80 | 『新版 日本語の作文技術』 本田勝一 著 朝日文庫 (2015) | 978-4022-618450 | ◯ | − | 本田勝一の文章が(なぜか)苦手。 |
ここからは、2019まで開講していた、「コミュケーション技法」のために書いた文章です 関連図書を紹介します。世間にはまだまだ、沢山の著書があります。 何冊かに目を通してみては如何でしょうか。 例えば、新書版の書籍で、 ソフトバンク・クリエイティブのサイエンス・アイ新書シリーズに 『論理的に読む技術』、『論理的に考える技術』、『論理的に説明する技術』、 『論理的にプレゼンする技術』 があります。パレット書籍部にもあります。 これらは、諸君には分かり易いのかも知れない。 パラパラと立ち読みして、私は要らないと思ったので購入していないので、 ここのリストにはありません。そのような書籍がまだまだあります。 逆に、読んで下らなさ過ぎると思った書籍もリストアップしていません。 ・文章、レポートの書き方を述べた解説書や意見書は多数出ています。 是非色々な本に目を通して欲しいと思いますが、 いわゆる”理系”の文章は文芸作品や社会科学のレポートとは 異なる特徴をもつので、その書籍がどのような読者を対象にし、 どのような文章のことを扱っているのかに注意して下さい。 もし、実験レポートの文章のレベルを向上させたくて読むのならば、 読むべき書籍が限られてくるはずです。 ・プレゼンテーションの解説本も多数出ています。 これについても、選び方はレポートの解説書と同じです。 社会人向けに書かれた、社内ミーティングを扱ったもの、 顧客への商品の売り込み方法を述べたものなど、 書籍それぞれに特徴があるので、内容にざっと目を通して、 役立ちそうな本を選んで下さい。 ・話すこと、議論(ディスカッション)、会議の進め方について 取り上げている書籍についても、自分で探してみると良いと思う。 ・メールの書き方解説も沢山出版されています。 ・優れたパワーポイントの作成方法の解説本も色々出ています。 書店で見かけたものなどを紹介。 選択のポイントは、やはり理系のプレゼンテーションに絞って いるかどうか、だと思います。 |
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