大学 || 過去の数理科学談話会
JR北海道
(南千歳で乗換/南千歳―東室蘭間の特急は「スーパー北斗」号、「北斗」号、「すずらん」号)
道南バス
(新千歳空港―東町ターミナル間の都市間高速バスは「高速はやぶさ」号)
(室蘭市内線は中央町工大循環線/ターミナル工大線ほか【系統番号:循1・循2および1~6】)
日時 | 3月12日(水) 14:00~16:15 ※ いつもと時間帯が異なりますので、ご注意ください。 ※ 60分講演が2つで、途中15分の空き時間があります。 ※ 今回の談話会は、 第11回室蘭連続講演会 の一環として開催されます。 |
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場所 | 教育・研究2号館(Q棟)4階 Q402 (数学ゼミナール室) |
講演者と 講演題目 |
講演1:
若杉 勇太 氏 (広島大学) 消散型波動方程式の解の漸近挙動 講演2: 清水 翔之 氏 (京都工芸繊維大学) 波動方程式の解の光円錐内における時空エネルギー評価 |
要旨 |
講演1: 消散型波動方程式は抵抗や摩擦の効果によって減衰しながら伝播する波動現象を記述 する偏微分方程式で,伝送線路理論の基礎方程式(電信方程式)や減衰する弦の振動の方 程式として現れる.本講演では消散型波動方程式の解の性質や長時間漸近挙動,非線形 問題の時間大域解の存在に関して,主要な結果として知られる (1) Matsumura (1976) に よる線形評価 (2) Nishihara (2003) による解の分解表示 (3) Ikehata–Todorova–Yordanov タイプの重み付きエネルギー法 (2001, 2005) について基本的なところから解説する.ま た,時間が許せば,これらの結果に関連する最近の研究の進展や,未解決として残され ている問題についても紹介したい. 講演2: 波動方程式の解に付随する全エネルギーは自由解の場合、時間に関しては保存量と なる一方、その分布は時空間において光円錐に集中していく事が知られている。この事 実は Strichartz(1981) においてフーリエ変換を用いて証明された。本講演では自由解の場 合にエネルギー法を用いてより精密な評価が得られる事を紹介する。さらに同様の方法 論で短距離型ポテンシャルを有する場合の波動方程式においても、同様の評価が導出さ れる事を述べる。 |