開講学期/Course Start | 2025年度/Academic Year 前期/First |
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開講曜限/Class period | 他/Oth. |
授業区分/Regular or Intensive | 集中講義 |
対象学科/Department | 全学科 |
対象学年/Year | 2年 , 3年 , 4年 |
授業科目区分/Category | 教職課程 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 選択 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | (教職)職業指導/Vocational Guidance |
単位数/Number of Credits | 2 |
担当教員名/Lecturer | 阿知良 洋平 (学部) , 小西 二郎 (その他) |
時間割コード/Registration Code | F1958 |
連絡先/Contact | 阿知良 洋平(achiray@mmm.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours | 阿知良 洋平(金曜日11時から12時。事前にメールいただけると確実です。その他の時間でも在室していればいつでもお訪ねください。) |
実務経験/Work experience |
更新日/Date of renewal | 2025/08/26 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
「職業」とはどういうものでしょうか? 日本では、それがどのようなものとしてある/ないのでしょうか? そして、その「職業」の指導はいかなるものなのでしょうか? ここから一点透視すると、日本社会の特徴がよくみえてもきます。本科目では、その上で、学校における<仕事にまつわる指導>の影とその克服について考えます。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
受講生の皆さんが、「職業」概念のとらえ返しと日本社会の特徴の把握とを相互作用的に押し進めることを通して、将来の働き方及びその指導について自覚的に考察するようになることです。 |
授業計画 /Course Schedule |
第1回 本科目の概要 第2回 高校教員の養成課程に「“職業”指導」があるのはなぜ?: 学校経由の就社について 第3回 “職業”とは(その1): 業種と職種について 第4回 “職業”とは(その2): 「どの学校、どの勤務先でも“職業”指導がなされている」のか? 第5回 “職業”とは(その3): 戦後日本型社会編成について 第6回 産業セクターにおける「職業指導」ならぬ企業内教育(その1) 前提(その1):賃金と社会保障 第7回 産業セクターにおける「職業指導」ならぬ企業内教育(その2) 前提(その2):「日本型企業社会-日本型福祉社会」の相補的関係 第8回 中間まとめ 第9回 産業セクターにおける「職業指導」ならぬ企業内教育(その3) 高度経済成長期 第10回 産業セクターにおける「職業指導」ならぬ企業内教育(その4) 低成長期 第11回 産業セクターにおける「職業指導」ならぬ企業内教育(その5) 90年代後半以降(その1):グローバリゼーションと新自由主義的改革 第12回 産業セクターにおける「職業指導」ならぬ企業内教育(その6) 90年代後半以降(その2):企業社会の縮小・二極化と人事労務管理方式の転換 第13回 「“職業”指導」の日本的状況は進路指導・キャリア教育の影を逆照射する 第14回 「若者の職業志向に対する歓待-地域経済・社会の持続」可能性という視点から学校教育を考える 第15回 まとめ |
参考書等 /Required Materials |
中西新太郎(2004)『若者たちに何が起こっているのか』花伝社。
黒田兼一(2018)『戦後日本の人事労務管理』ミネルヴァ書房。 佐藤博樹・藤村博之・八代充史(2023)『新しい人事労務管理 第7版』有斐閣。』 濱口桂一郎(2013)『若者と労働』(中公新書クラレ)中央公論新社。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
ミニレポートと試験の結果をもとにして評価します(ミニレポート20点、試験80点、計100点)。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
・ |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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