開講学期/Course Start | 2025年度/Academic Year 前期/First |
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開講曜限/Class period | 火/Tue 14 , 火/Tue 15 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 創造工学科 夜間主コース/Department of Engineering,創造工学科 夜間主コース創造工学科 夜間主コース/Department of EngineeringDepartment of Engineering,創造工学科 夜間主コース機械系コース/Department of EngineeringCourse of Mechanical Engineering,創造工学科 夜間主コース電気系コース/Department of EngineeringCourse of Electrical and Electronic Engineering |
対象学年/Year | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 一般教養教育 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 選択 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 哲学入門(前半8週)(夜間)/Introduction to Philosophy |
単位数/Number of Credits | 1 |
担当教員名/Lecturer | 伊藤 弘子 (学部) |
時間割コード/Registration Code | F8211 |
連絡先/Contact | 伊藤 弘子(Q509室 メールアドレス:hito@muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours | 伊藤 弘子(水曜日13時~14時) |
実務経験/Work experience |
更新日/Date of renewal | 2025/02/07 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
哲学を学ぶということは、単に難解な著作を読解することだけではありません。哲学とは本質を洞察することで、その問題を解き明かすための考え方を見出す営みです。哲学者たちの知恵を学ぶだけではなく、身の回りや世界で起こっている事象について、何が正しいのかを自分なりに考え抜くことが重要です。グローバルで変化の激しい社会をエンジニアとして生き抜く上で、様々な価値観や文化を尊重しながら、より能動的かつ自律的に思考・行動できる人材になるために必要な素養、思考力や倫理観を養うことが、この授業のねらいです。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
理系大学の学生は、AI、クローン等の新しい技術や製品の開発に携わるにあたって研究や業務と倫理がぶつかることもあるかもしれません。様々な観点から論理的かつ批判的に考察し、熟考を尽くして自分なりの真実に辿り着き、それを自らの言葉で表現し、行動することができるようになることが目標です。 |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間) 90分×7回=10.5時間 第1回 オリエンテーション 哲学って何? この講義で何をするのか、どのように臨めばいいのか。 第2回 人とはどのような存在か。何を守り尊重して生きて行くべきなのか。人権とは、人権の普遍性とは。 第3回 死刑制度の是非と冤罪 残虐な事件を起こしたとされる者が更生させることは可能なのか。被害者や遺族のために相応の罰として加害者とされる者を死刑にも処するべきなのか、人の死を人々がその作った法に基づいてもたらす事は秩序の維持のために必要なのか。冤罪はごく稀に起きる例外的なものであるから謝罪や補償金で解決すればいいのか。 第4回 映画「BOX袴田事件 命とは」視聴 第5回 中間試験 第6回 生命倫理 人間が人間の誕生と死を操作することの是非 生殖補助医療と倫理、尊厳死 第7回 映画「私の中のあなた」視聴 デザイナー・ベビーとドナーの人権 第8回 まとめと最終課題 |
教科書 /Required Text |
特になし。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
中間試験50点、最終課題50点で、合計100点の内、60点以上を合格とする。中間試験及び最終課題は、授業の進行により授業時間中の試験として実施するかMoodleで提出するレポート形式になる場合もあります。いずれの場合にも、必要がある範囲で、十分に周知した上で授業計画・授業実施方法の変更をするものとします。 各回の学修時間の目安は、事前・事後合わせて4時間必要です。 |
履修上の注意 /Notices |
詳細は初回講義で説明します。教科書は指定しませんが、適宜参考資料の典拠をあげたり配布することもあります。授業中の質問は歓迎します。授業時間外での質問は事前にメールで確認の上、オフィスアワーでの対応を原則とします。再試験は実施しません。不合格者は再履修とします。 資料配布や課題の回収はMoodleで行うので、Moodleはコースの番号を間違えないように気をつけて登録してください。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
太陽の子」というドラマ・映画では、大学の物理学研究室で原子の核分裂を研究し新型爆弾の開発に携わる学生の葛藤が描かれています。今年は教材としては取り上げませんが、授業を受けようか迷っている方には、是非見てほしいと思います。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照 |
関連科目 /Related course |
平和学、国際文化学、現代社会論 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
小テスト、振り返り等がある。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
オンラインで大量の学生が履修するが、学生のよい答案は匿名で披露する。 |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%未満 |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
ものごとの問題点の核心をみつけることで、深い理解と問題解決につなげる。 |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |