| 開講学期/Course Start | 2025年度/Academic Year 後期/Second |
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| 開講曜限/Class period | 火/Tue 7 , 火/Tue 8 , 火/Tue 9 |
| 授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
| 対象学科/Department | 応用理化学系学科応用化学コース/Department of Applied SciencesCourse of Applied Chemistry,応用理化学系学科バイオシステムコース/Department of Applied SciencesCourse of Biosystem,システム理化学科化学生物システムコース/Department of Sciences and InformaticsCourse of Chemical and Biological Systems |
| 対象学年/Year | 3年 , 4年 |
| 授業科目区分/Category | 教育課程 システム理化学科 |
| 必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
| 授業方法/Lecture or Seminar | 実験科目 |
| 授業科目名/Course Title | 有機化学実験(Aクラス)/Organic Chemistry Laboratory |
| 単位数/Number of Credits | 1 |
| 担当教員名/Lecturer | 関 千草 (システム理化学科化学生物システムコース) , 馬渡 康輝 (システム理化学科化学生物システムコース) , 上井 幸司 (システム理化学科化学生物システムコース) , 庭山 聡美 (システム理化学科化学生物システムコース) |
| 時間割コード/Registration Code | J4103A |
| 連絡先/Contact |
関 千草(H208,0143-46-5751,chigusa@muroran-it.ac.jp)
馬渡 康輝(居室:X302 email: mawatari@muroran-it.ac.jp ) 上井 幸司(mail: uwai@muroran-it.ac.jp) 庭山 聡美(U105 0143-46-5746 niwayama@muroran-it.ac.jp) |
| オフィスアワー/Office hours |
関 千草(火曜 11:00-12:00,金曜 11:00-12:00,その他、在室時)
馬渡 康輝(金曜:9:00-10:00 メールでの質問には随時対応します。) 上井 幸司(水曜日16:00〜18:00 これ以外の時間も事前に連絡いただけたら対応いたします.) 庭山 聡美(金曜日 12:00-13:00) |
| 実務経験/Work experience |
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| 更新日/Date of renewal | 2025/09/30 |
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| 授業のねらい /Learning Objectives |
有機化学において基礎的で重要なアルドール反応、アシル化反応、ニトロ化反応、ジアゾニウムカップリング反応をおこない、有機化学理論の理解を深める。また、有機化学実験で使用する装置・器具および薬品の取り扱いに習熟し、基本的な諸操作法も学ぶ。 この科目を通して、有機合成反応による物質変換や化合物の構造解析等のものづくりにつながる知識と探求心を身につける。 |
| 到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1)有機化学の理論を学び、実験内容が理解できる。 (25%) 2) 装置・器具、薬品類および合成物の性質などを調査・整理して実験計画ができる。 (25%) 3)実験計画に基づいた実験の遂行および器具・装置の操作、薬品の取り扱いが習熟できる。 (25%) 4)実験データの整理ができ、必要かつ十分な報告書の作成ができる。 (25%) |
| 授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間) 33.75時間 第1回:実験説明会(実験の心得と安全について) 第2回:反応について、器具の操作法、原理など 第3回:コンピュータを用いた化学構造式の描画 第4回:ジベンジリデンアセトンの合成(アルドール縮合反応) 第5回:ジベンジリデンアセトンの合成(カラムクロマトグラフィーおよび融点測定) 第6回:分子構造解析(赤外分光法、紫外・可視分光法、核磁気共鳴分光法) 第7回:ジベンジリデンアセトンの合成に関する演習および試験 第8回:4-ニトロアセトアニリドの合成(アシル化反応) 第9回:4-ニトロアセトアニリドの合成(ニトロ化反応) 第10回:立体化学演習 第11回:4-ニトロアセトアニリドの合成に関する演習および試験 第12回:オレンジIIの合成(ジアゾニウムカップリング反応) 第13回:オレンジIIの合成(薄層クロマトグラフィーおよび紫外・可視分光測定) 第14回:演習の解説 第15回:オレンジIIの合成に関する演習および試験 ○実験報告では、・目的、・実験の準備と方法、・実験結果と考察、 ・参考文献、・課題の解答などを記入した実験報告書を提出すること。 ○実験前には必ず実験書の内容を予習し、該当するマクマリー有機化学の内容を確認する・参考文献を調べるなど自己学修すること。 ○各回の学修時間の目安は、事前・事後合わせて4時間必要です。 ○実験報告書の提出期限を厳守すること! |
| 教科書 /Required Text |
有機化学実験手引書 |
| 参考書等 /Required Materials |
有機化学(上) John McMurry著 ; 伊東椒 [ほか] 訳 東京化学同人 2017(ISBN:9784807909124)
有機化学(中) John McMurry著 ; 伊東椒 [ほか] 訳 東京化学同人 2017(ISBN:9784807909131) 有機化学(下) John McMurry著 ; 伊東椒 [ほか] 訳 東京化学同人 2017(ISBN:9784807909148) 有機化学 奥山格, 石井昭彦, 箕浦真生著 丸善出版 2016(ISBN:9784621089774) |
| 教科書・参考書に関する備考 | 有機化学実験手引書は実験説明会で配布する |
| 成績評価方法 /Grading Guidelines |
実験説明会を含めて出席が100%の者を評価対象とする。 成績は次の割合で評価する。実験態度30%、実験報告書および試験70% とし、60点以上のものを合格とする。 到達度目標1)、4)は実験報告書および到達度評価試験、 2)、3)は実験時の計画書と実験態度で評価する。 |
| 履修上の注意 /Notices |
出席を満たさない者は再実験、報告書提出のない者は再履修。 有機化学A、有機化学B、有機化学C、有機化学Dを学習しておくのが望ましい。 |
| 教員メッセージ /Message from Lecturer |
実験では積極的に自らの手を動かして経験することが最も重要である。また、事前に該当する合成反応の理論や実験操作を学習することによって、実際の実験で扱う薬品の種類、温度、反応時間などの反応条件において、「何故そうする必要があるのか」を理解することができる。 |
| 学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照 |
| 関連科目 /Related course |
生物物質化学、有機化学A、有機化学B、有機化学C、有機化学D |
| No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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| 該当するデータはありません | ||||
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Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
・実験にあたり、反応・操作について自己学習を行い臨むこと。 ・得られた結果をふまえて、まとめ、考察することでレポートを作成すること。 ・実験に関する試験を行う。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
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Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
・実験はグループで行う、作業・調査などは協力しあい行うこと。 |
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Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
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Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
・生物物質化学、有機化学A、有機化学B、有機化学C、有機化学Dで学んだ知識の総合化を実験を通して行う。 |
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Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%未満 |