開講学期/Course Start | 2025年度/Academic Year 前期/First |
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開講曜限/Class period | 金/Fri 1 , 金/Fri 2 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 創造工学科 |
対象学年/Year | 2年 , 3年 , 4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 創造工学科 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 電磁気学基礎(Cクラス)/Basic Electromagnetics |
単位数/Number of Credits | 2 |
担当教員名/Lecturer | 趙 越 (創造工学科電気電子工学コース) , 関根 ちひろ (創造工学科電気電子工学コース) , 長谷川 弘治 (創造工学科電気電子工学コース) , 植杉 克弘 (創造工学科電気電子工学コース) |
時間割コード/Registration Code | J3013 |
連絡先/Contact |
関根 ちひろ(F302, 0143-46-5551, sekine@muroran-it.ac.jp)
長谷川 弘治(教員室:7号館4階 Y403 連絡事項がある場合は, オフィスアワーに来室してください. 電子メール:本人かどうか確認できないのと履歴が確認できないので,使用しないでください.Moodleのメッセージを利用してください. なお必須記載事項とのことですから,アドレスを記載します. khasegaw@大学共通アドレス ) 植杉 克弘(Y701, 0143-46-5546, uesugi@muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours |
関根 ちひろ(月曜日 16:00〜17:00、金曜日 16:00〜17:00)
長谷川 弘治(科目のMoodleページに記載しています. あるいは,大学ホームページの電気電子工学コースオフィスアワー一覧を参照して下さい. ) 植杉 克弘(水・木 12:00~13:00) |
実務経験/Work experience |
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更新日/Date of renewal | 2025/02/14 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
電磁気学は電気、電子、通信工学および材料科学などの広い分野の基礎をなすものである。この授業では、物理的概念の把握に重点をおいて、主として時間的に変動しない静的な電界・定常電流に関する電磁気学の基礎を学習する。また、物理現象理解に必須の数学であるベクトル解析、偏微分方程式等も学ぶ。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
大きな目標としては、電磁気学に関する基本的な用語・概念を理解し、他の分野・科目においてそれらを応用できること。さらに、この科目に限った小さな目標としては、以下の通り。 1. 静電界に関する電磁気学の諸概念について理解し、それにまつわるものの見方・考え方を正確に述べることができること。(50パーセント) 2. ガウスの法則等の静電界・定常電流に関する公式を具体的な例に適用して、現実を模擬した問題を解くことができること。 (50パーセント) |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間) 22.5時間 第1回:ガイダンス、クーロンの法則 第2回:電界 第3回:ガウスの法則(積分形) 第4回:ガウスの法則(微分形) 第5回:保存力と電位 第6回:電界と電位 第7回:電位の勾配、電気双極子 第8回:静電界の解析法、静電誘導 第9回:静電容量 第10回:静電エネルギー 第11回:誘電体、分極、誘電率 第12回:電束密度、誘電体内の静電界 第13回:誘電体の境界条件 第14回:電流 第15回:総まとめ 定期試験 各回の学修時間の目安は、事前・事後合わせて4時間必要です。 |
教科書 /Required Text |
渡辺征夫,青柳晃 著,工科の物理3 電磁気学,培風館,2023.(ISBN:9784563021948) |
参考書等 /Required Materials |
長岡洋介 著,物理入門コース 新装版 電磁気学Ⅰ 電場と磁場,岩波書店, 2017.(ISBN:9784000298636)
長岡洋介,丹慶勝市 著,物理入門コース/演習 新装版 例解 電磁気学演習,岩波書店, 2020.(ISBN:9784000298926) 山口昌一郎 著,基礎電磁気学(改訂版),オーム社, 2002.(ISBN:9784886862297) 砂川重信 著,電磁気学 初めて学ぶ人のために,培風館, 1997.(ISBN:9784563022372) |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
定期試験(60%)および単元毎の小テスト(又はレポート)(40%)により評価する。 100点満点中60点以上が合格である。 到達目標はいずれも、テスト(またはレポート)ならびに定期試験において、計算問題により評価する。 |
履修上の注意 /Notices |
不合格者に対しての再試験はしないので、再履修すること。定期試験の欠席者(正当な理由がある者)に対しては、追試験を行う。なお、原則として、理由なく4回以上欠席した者は評価の対象としない。(定期試験の受験には、12回以上の出席が必要です。) 授業の変更や緊急時の連絡は授業中またはMoodleで通知する。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
電磁気学は、私たちの身の回りにある多くの現象を説明する重要な学問です。本講義では、電場・電位・誘電体などの基本概念を学び、電気的な力やエネルギーの考え方を理解することを目指します。 授業では、まずクーロンの法則や電場の概念を学び、そこからガウスの法則や電位、静電容量、誘電体の性質へと進んでいきます。講義と演習を通じて、数式だけでなく物理的な直感も養いながら、基礎的な電磁気現象を深く理解できるようにします。 電磁気学は、数学的な処理が多い分野ですが、基本的な考え方をしっかり押さえれば、さまざまな応用につながる力を身につけることができます。わからないことがあれば積極的に質問し、一緒に理解を深めていきましょう。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
主体的に関与: B.(電気電子工学分野の基礎)電気電子工学分野の基礎知識を習得し、その背景を理解し、定量的に計算できる能力を修得する。 C.(応用力)習得した知識を種々の問題に応用し解くことができ、結果について理論的考察と定量的評価を行うことができる能力を修得する。 付随的に関与: G.(自発的・継続的学習能力)様々な課題について調査し、自ら解決する努力をし、得られた結果について検討・見直しを行うことにより改善していくことができる能力を修得する。 |
関連科目 /Related course |
電磁気学、電磁気学演習、電子物性、計測システム工学、信号処理、無線伝送工学、半導体工学、電気電子材料、高電圧工学、電気電子工学実験A、電気電子工学実験B |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
教科書の各節ごとの演習問題を解きながら当該箇所を読むなど,授業ごとに内容を振り返ること.指定演習問題については,課題として解答提出を求めます. |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
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Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
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Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |