授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2024年度/Academic Year   前期/First
開講曜限/Class period 火/Tue 10 , 火/Tue 11
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 創造工学科 夜間主コース
対象学年/Year 2年 , 3年 , 4年
授業科目区分/Category 教育課程 創造工学科
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 熱力学基礎B(後半8週)/Basic Thermodynamics B
単位数/Number of Credits 1
担当教員名/Lecturer 楠本 賢太 (創造工学科機械ロボット工学コース)
時間割コード/Registration Code J8426
連絡先/Contact 楠本 賢太(B212室
TEL;0143-46-5952
Mail;kusumoto@muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 楠本 賢太(毎週金曜日 10:00-12:00)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2024/03/06
授業のねらい
/Learning Objectives
創造工学科の各コースで必要な熱力学に関する基礎事項として、以下を理解することをねらいとする。
(1)理想気体の状態変化
(2)熱力学第二法則
到達度目標
/Outcomes Measured By:
(1)熱力学第二法則が理解できる。(論理力、知識力)  
(2)理想気体の各種状態変化に伴う熱量、仕事量および内部エネルギ・エンタルピ・エントロピの変化量を計算できる。(知識力、計算力)
授業計画
/Course Schedule
第1回:理想気体の不可逆変化(膨張・圧縮、絞り流れ、Joule-Thompson 効果)
第2回:理想気体の混合気体
第3回:熱力学第一法則と理想気体の状態変化のまとめ
第4回:サイクル(熱機関・冷凍機・ヒートポンプ)の効率、熱力学第二法則
第5回:Carnotサイクル、熱力学的温度
第6回:理想気体・固体・液体のエントロピー変化
第7回:エントロピーの原理とその工業的利用、熱力学第2法則のまとめ
第8回:定期試験

総時間数90分×8回=12時間
授業の終わりに簡単な小テストを毎回実施するので、準備すること。
各回の学習時間の目安は、事前・事後合わせて4時間程度必要です。
教科書
/Required Text
わかりやすい熱力学第3版(一色高次,北山直方,森北出版,2012)(ISBN:9784627600133)
参考書等
/Required Materials
熱力学 = thermodynamics(日本機械学会著、日本機械学会 2002)(ISBN:9784888981040)
図解熱力学の学び方(北山直方著、オーム社 1984)(ISBN:4274085465)
例題でわかる工業熱力学(平田哲夫、 田中誠、 熊野寛之共著、森北出版 2008)(ISBN:9784627673410)
工業熱力学(河野通方 [ほか] 監修、東京大学出版会 2004)(ISBN:9784130628)
成績評価方法
/Grading Guidelines
自己学習を促すため授業中に出した課題や小テストの理解度(30%)と、定期試験(70%)によって達成度(100%)を判断する。評価点は100点満点中60点以上が合格とする。
積極的な授業への関与がないものは減点する(欠席等)。

到達度目標(1)の評価=>4回から8回までの小テストと定期試験により評価する
到達度目標(2)の評価=>1回から3回までの小テストと定期試験により評価する
履修上の注意
/Notices
・不合格者は再履修すること。
・授業の変更などは授業中もしくはmoodleで通知する。
・評価対象は,出席が授業回数の2/3以上の者とする。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
レポートを数回、課す予定である。
採点しやすいように、見やすいレポート(文字や書き方)を心がけること。
また、熱力学は工学分野において重要な学問であるため、各単元ごとに予め予習して受講すること。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照
関連科目
/Related course
熱力学基礎A、熱力学、伝熱工学、推進工学、原子力工学
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
授業時間の関係で式の導出については詳解できないので、自主的に導出を行うこと。
前回演習した内容に対して、毎回復習テストを実施する.
単元ごとに小テストを行う。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
物理学、流体力学の知識の統合が必要である。
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
15%未満