授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2024年度/Academic Year   前期/First
開講曜限/Class period 水/Wed 5 , 水/Wed 6
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department システム理化学科化学生物システムコース/Department of Sciences and InformaticsCourse of Chemical and Biological Systems
対象学年/Year 4年
授業科目区分/Category 教育課程 システム理化学科
必修・選択/Mandatory or Elective 選択
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 食品科学(前半8週)/Food Science
単位数/Number of Credits 1
担当教員名/Lecturer 徳樂 清孝 (システム理化学科化学生物システムコース)
時間割コード/Registration Code J4165
連絡先/Contact 徳樂 清孝(U204、TEL:0143-46-5721、tokuraku(at)muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 徳樂 清孝(木曜日 13:00~15:00)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2024/02/06
授業のねらい
/Learning Objectives
専門科目学習の仕上げとして、および展開の端緒として、この科目では化学によって作り出される物質がどのように社会に応用されるかを学ぶ。
現代の食品生産の現場では、生物機能を活用した多種多様な食品加工が行われている。本講義では、アミノ酸発酵を活用したうま味調味料(グルタミン酸ナトリウム)の生産と、糖質分解酵素を活用したデンプン系食品素材(デキストリン、オリゴ糖、グルコース、フルクトースなど)の生産をとりあげ、生物機能がこれらの生産においてどのように活用されているのかその原理を理解する。加えて、近年食品産業分野において活用が増加しつつある多彩な情報技術の基本についても理解する。実際の食品生産を例に、その原理から生産・販売管理システムまでの一連の流れについて自ら調査しまとめることで探究心を涵養し、将来、地域の食品素材を活かしたものづくりを推進する際の糧とする。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.アミノ酸発酵の原理について理解し、うま味調味料の生産原理を説明できる。
2.様々な糖質分解酵素の反応機構を理解し、デンプン系食品素材の生産原理を説明できる。
3.食品産業分野における情報技術の活用例を調査し、その概要を説明できる。
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間):12時間

第1回:授業内容のガイダンス
第2回:人間と食品
第3回:アミノ酸発酵を活用したうま味調味料の生産(講義、調査)
第4回:アミノ酸発酵を活用したうま味調味料の生産(発表、質疑)
第5回:糖質分解酵素を活用したデンプン系食品素材の生産(講義、調査)
第6回:糖質分解酵素を活用したデンプン系食品素材の生産(発表、質疑)
第7回:食品と情報技術(講義、調査)
第8回:食品と情報技術(発表、質疑)


・授業中に課題の発表を行いますので、十分な準備をして授業に参加すること。
・課題レポートはMoodleを介して提出すること。
・各回の学修時間の目安は、事前・事後合わせて4時間必要です。
参考書等
/Required Materials
食べ物と健康 食品の科学(国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所監修、太田英明・北畠直文・白土英樹編集、南江堂)(ISBN:9784524228720)
教科書・参考書に関する備考 教科書は使用しない。
講義ごとに資料を配布する。
成績評価方法
/Grading Guidelines
レポート(50%)、発表(50%)
履修上の注意
/Notices
定期試験は実施しない。
原則として再試験は実施しない。不合格の場合は再履修すること。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
レポートとプレゼンテーションを数回、課す予定である。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照
関連科目
/Related course
生化学系科目、情報系科目、食品生産論
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
該当なし
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
調査内容をグループで取りまとめ、協働して発表およびレポート作成を行う。
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
該当なし
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし