開講学期/Course Start | 2024年度/Academic Year 前期/First |
---|---|
開講曜限/Class period | 月/Mon 5 , 月/Mon 6 , 木/Thu 7 , 木/Thu 8 , 木/Thu 9 , 金/Fri 7 , 金/Fri 8 , 金/Fri 9 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | システム理化学科化学生物システムコース |
対象学年/Year | 3年 , 4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 システム理化学科 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 分析化学および実験(週2回開講)/Analytical Chemistry and Laboratory |
単位数/Number of Credits | 3 |
担当教員名/Lecturer | 神田 康晴 (システム理化学科化学生物システムコース) , 馬渡 康輝 (システム理化学科化学生物システムコース) , 下村 拓也 (システム理化学科化学生物システムコース) |
時間割コード/Registration Code | J4102 |
連絡先/Contact |
神田 康晴(教員室: H402-2, 電話番号: 0143-46-5750, e-mail: kanda@muroran-it.ac.jp)
馬渡 康輝(居室:X302 email: mawatari@muroran-it.ac.jp ) 下村 拓也(部屋番号:H308, 電話番号:0143-46-5740, E-mail:t-shimo@muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours |
神田 康晴(月曜日12:00~13:00)
馬渡 康輝(金曜:9:00-10:00 メールでの質問には随時対応します。) 下村 拓也(月・木10:00-12:00) |
実務経験/Work experience |
|
更新日/Date of renewal | 2024/02/08 |
---|---|
授業のねらい /Learning Objectives |
溶液内平衡を理解し、化学・生物学の基礎となる様々な化学分析法への応用について学習するとともに、代表的な機器分析法の原理を理解し分析装置に関する基礎知識を習得する。さらに、実験を行うことで理解を深めるとともに、器具や薬品を安全に取り扱う方法を習熟する。この科目を通じて、科学およびものづくりの根幹にある分析の本質に対する探究力を養う。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1. 溶液中で起こる化学反応を化学平衡の観点から論理的に説明できる。 (20%) 2. 中和滴定、キレート滴定の原理を理解し、定量的取扱いができる。 (15%) 3. 分光分析とクロマトグラフィーの原理を理解し、基本的な事項を説明できる。(15%) 4.実験器具および分析装置を正しく取り扱ことができる。(10%) 5.溶液調整法および操作などの実験手順を予習し、実験計画を立てることができる。(15%) 6.実験計画に従って実験を遂行し、基本的な分析技術を習得する。(15%) 7.期限内に実験結果をまとめてレポートを提出し、得られた知識を整理する。(10%) |
授業計画 /Course Schedule |
講義(担当:神田康晴) 総授業時間数(実時間):22.5時間 第1回:分析データの取り扱い(第1章) 第2回:酸塩基の概念と平衡(第3章) 第3回:錯生成平衡(第3章) 第4回:溶解平衡(第3章) 第5回:容量分析-酸塩基滴定(第5章) 第6回:容量分析-キレート滴定(第5章) 第7回:溶液平衡の演習 第8回:分光分析の基礎(第9章) 第9回:吸光光度法(第9章) 第10回:原子吸光分析、発光分光分析(第9章) 第11回:赤外線分光法(第11章) 第12回:X線を用いた分析(第11章) 第13回:クロマトグラフィー(第10章) 第14回:機器分析の演習 第15回:実験データの解析演習 定期試験 各講義の学修時間の目安は事前・事後合わせて4時間必要です。 実験(担当:下村拓也・馬渡康輝) 総授業時間数(実時間):33.75時間 第1回目 実験説明会(実験の進め方と予習項目について) 第2~15回目 以下のテーマを予定表に従って行う。 A. キレート滴定 B. 赤外分光法による高分子化合物の定性分析 C. HPLCを用いた定量分析 D. 蛍光X線分析による無機化合物の定量分析 ※結果をまとめる際にコンピュータを使用し、データ整理(定量分析)およびデータベースとの比較による実験結果の評価(定性分析)を行う。 ※安全に実験を行うため、実験テキストを熟読し、フローチャートを作成し、実験ノートに記載すること。また、実験で使用する試薬などについても調べ、実験ノートに記載すること。 |
教科書 /Required Text |
分析化学 黒田六郎, 杉谷嘉則, 渋川雅美共著 裳華房 2004 (ISBN:9784785330699) |
参考書等 /Required Materials |
新分析化学実験 日本分析化学会北海道支部編 化学同人 1989 (ISBN:4759801995)
分析化学反応の基礎 : 演習と実験 日本分析化学会北海道支部・東北支部共編 培風館 1994 (ISBN:4563045357) 入門機器分析化学 庄野利之, 脇田久伸編著 三共出版 1988 (ISBN:4782702299) |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
定期試験を受験し、実験のレポートをすべて提出した者を成績評価の対象とする。成績は講義内の演習および定期試験で50点、実験内の演習およびレポートで50点の計100点満点で評価し、60点以上を合格とする。定期試験における問題の解答状況およびレポートの内容から達成度を評価する。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照 |
関連科目 /Related course |
無機化学、有機構造解析学、高分子化学A、高分子化学B、環境化学 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
安全に実験を行うため、実験前に演習問題の解答と実験方法のフローチャートを提出する。 |
---|---|
Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
実験テーマBでは、グループ内でディスカッションを行い、ピークを同定し、定性分析を行う。 |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%未満 |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
なし |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |