開講学期/Course Start | 2024年度/Academic Year 後期/Second |
---|---|
開講曜限/Class period | 月/Mon 1 , 月/Mon 2 , 月/Mon 3 , 月/Mon 4 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | システム理化学科化学生物システムコース |
対象学年/Year | 2年 , 3年 , 4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 システム理化学科 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 有機化学B(後半8週)/Organic Chemistry B |
単位数/Number of Credits | 2 |
担当教員名/Lecturer | 上井 幸司 (システム理化学科化学生物システムコース) |
時間割コード/Registration Code | J4060 |
連絡先/Contact | 上井 幸司(mail: uwai@muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours |
上井 幸司(水曜日16:00〜18:00 これ以外の時間も事前に連絡いただけたら対応いたします.) |
実務経験/Work experience |
更新日/Date of renewal | 2024/08/09 |
---|---|
授業のねらい /Learning Objectives |
有機化学Bでは,生物物質化学および有機化学Aでで学んだ知識を確認しながら酸と塩基 ,化学反応などの有機化学の基本となるルールと反応の仕組みを習得したうえで,アルケン,アルキンなどの不飽和化合物ならびにハロゲン化アルキルの化学へと発展させる. |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1. アルケンの基本的な構造,性質を説明できる。(10%) 2. アルケンの化学反応の速度論,立体化学,試薬の性質,反応条件を説明できる.(20%) 3. アルキンの基本的な構造,性質を説明できる.(10%) 4. アルキンの化学反応の速度論,立体化学,試薬の性質,反応条件を説明できる.(10%) 5. ハロゲン化アルキルの基本的な構造,性質を説明できる.(10%) 6. ハロゲン化アルキルの化学反応の速度論,立体化学,試薬の性質,反応条件を説明できる.(20%) 7.共役化合物の構造と反応性について説明できる.(10%) 8.共役化合物の紫外可視吸収スペクトルについて説明できる.(10%) |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間):22.5時間 第1週:イントロダクション 第2週 アルケン:構造と反応性:命名法と立体化学(第7章) 第3週 アルケン:構造と反応性:求電子付加反応(第7章) 第4週 アルケン:反応と合成 (I) :水和(第8章) 第5週 アルケン:反応と合成 (II):還元と酸化 (第7章) 第6週 アルキン:有機合成序論(第9章) 第7回:有機ハロゲン化物(第10章) 第8回:ハロゲン化アルキルの反応:求核置換と脱離反応総論(第11章) 第9回:ハロゲン化アルキルの反応:求核置換反応(第11章) 第10回:ハロゲン化アルキルの反応:脱離反応(第11章) 第11回:求核置換反応と脱離反応を決める因子(第11章) 第12回:共役化合物の性質:分子軌道法(第14章) 第13回:共役化合物の反応(第14章) 第14回:共役化合物の紫外可視吸収スペクトル(第14章) 第15回:まとめ 定期試験は,15週の講義の後行う. *講義中に小テストを行う。 繰り返し演習が大事であるので、宿題を科す。 各回の学修時間の目安は、事前・事後合わせて4時間必要です。 |
教科書 /Required Text |
マクマリー有機化学(上)第9版(John McMurry (著)・伊東 椒 (翻訳)・児玉 三明 (翻訳)・荻野 敏夫 (翻訳)・深澤 義正 (翻訳)・通 元夫 (翻訳) 、東京化学同人)(ISBN:4807909126)
マクマリー有機化学(中)第9版(John McMurry (著)・伊東 椒 (翻訳)・児玉 三明 (翻訳)・荻野 敏夫 (翻訳)・深澤 義正 (翻訳)・通 元夫 (翻訳) 、東京化学同人)(ISBN:4807909134) HGS分子模型C型セット(丸善出版(著)、丸善出版)(ISBN:4621301284) |
参考書等 /Required Materials |
マクマリー有機化学(下)第9版(John McMurry (著)・伊東 椒 (翻訳)・児玉 三明 (翻訳)・荻野 敏夫 (翻訳)・深澤 義正 (翻訳)・通 元夫 (翻訳) 、東京化学同人)(ISBN:4807909142)
有機反応機構の書き方 第2版 : 基礎から有機金属反応まで(Robert B. Grossman [著] ; 奥山格訳、丸善出版 2022)(ISBN:9784621307) |
教科書・参考書に関する備考 | 「有機反応機構の書き方」は反応機構を勉強するために,解説が丁寧なので自習には向いている良書. |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
成績評価方法 定期試験で100点満点中60点以上を合格とする。(100%) 15回中3回以下の欠席は定期試験の受験を認めますが,4回以上の欠席は認めません. 出席は教室内の成績登録システムと小テストにより確認します. |
履修上の注意 /Notices |
不合格者は再履修となる。 既習の「生物物質化学」および「有機化学A」での基礎的事項を理解していないと本科目を習得することは困難であるので,よく復習し,理解しておくこと. |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
本科目は範囲が広いので,普段からコツコツと学習を進めることをお勧めします. |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照 |
関連科目 /Related course |
生物物質化学、有機化学A、有機化学C、有機化学D、有機化学実験 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
毎時間,その日あるいは前回の講義内容を踏まえた小テストを行う.他の科目で既出の内容は振り返り箇所の説明と必要事項の指示をする. |
---|---|
Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
|
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
関連科目の内容を本科目内容で説明する. |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%未満 |