授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2024年度/Academic Year   後期/Second
開講曜限/Class period 火/Tue 5 , 火/Tue 6 , 火/Tue 7 , 火/Tue 8
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department システム理化学科物理物質システムコース
対象学年/Year 3年 , 4年
授業科目区分/Category 教育課程 システム理化学科
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 実験科目
授業科目名/Course Title 物理物質学実験B/Experiments of Physics and Materials Sciences B
単位数/Number of Credits 2
担当教員名/Lecturer 柴山 義行 (システム理化学科物理物質システムコース) , 宮崎 正範 (システム理化学科物理物質システムコース) , 佐藤 勉 (システム理化学科物理物質システムコース)
時間割コード/Registration Code J4082
連絡先/Contact 柴山 義行(K210,yshibaya@muroran-it.ac.jp)
宮崎 正範(K405 miyazaki@muroran-it.ac.jp 0143-46-5665)
佐藤 勉(K206
0143-46-5626
tsato@muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 柴山 義行(前期:毎週火曜日:13:00~14:00 (この時間帯以外でも,ご連絡くだされば時間調整いたします)
後期:毎週月曜日:10:30~12:30 (この時間帯以外でも,ご連絡くだされば時間調整いたします))
宮崎 正範(火曜日16:15-18:00、この曜日・この時間以外でも都合がつけば対応します)
佐藤 勉(平日 12:10~12:50
他の時間も対応します.事前にEmail等で連絡をもらえると確実です.)
実務経験/Work experience

更新日/Date of renewal 2024/08/18
授業のねらい
/Learning Objectives
この授業のねらいは、物理物質学実験Aで学んだ技術および思考方法に基づき、より専門化した測定技術および知識、情報処理能力を習得することです。また、課題を的確に理解し解決して、その内容を正しく伝達する手法を学ぶことを通じて、エンジニアデザイン能力を身につけることです。専門知識に関する理解を深め,物理物質学コースの専門研究への心構えを培うことを目的とします。この科目を通して,より専門的な実験において得られるデータの本質を把握し考察する力(探求力)を養います。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.各実験テーマに関する内容を理解している。
2.測定装置の動作や原理を理解し、正しく操作することができる。
3.得られた測定データをコンピュータなどを用いて適切に処理・解析し、必要なグラフや表等に整理して考察することができる。
4.実験内容をレポートにまとめ、正確に伝えることができる。
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数:45時間

第1回:実験ガイダンス、安全教育
第2回:テーマガイダンス
第3-15回:以下に挙げる分野に関する実験から複数のテーマを選択し、班ごとにローテンションを組んで実験を行います。

・光学
・交流回路
・アナログ回路
・熱力学、統計力学
・凝縮系物理学
・プログラミングによる測定器制御

各回の学修時間の目安は、事前・事後合わせて2時間必要です。
教科書
/Required Text
物理物質コース実験担当教員が作成したテキストを使用します。
参考書等
/Required Materials
演習で考え方を学ぶ物理学(力学・電磁気学) 髙野英明 著  学術図書出版 2022(ISBN:9784780610031)
物理化学で用いられる量・単位・記号 J.G.Frey, H.L.Strauss著 ; 産業技術総合研究所計量標準総合センター訳  講談社 2009(ISBN:9784061543591)
教科書・参考書に関する備考 上記の参考書の他に、これまでに講義で使用した教科書・参考書を適宜参照してください。
図書館にも参考となる図書や便覧、Handbook類が揃っています。
実験テキストに参考文献を記載しているテーマもあるので、実験および実験レポートを書く際には参考にしてください。
成績評価方法
/Grading Guidelines
全ての実験テーマを実習し,そのレポートが全て受理された者を評価対象とします。
レポート80%、受講態度20%の割合で評価し、100点満点のうち60点以上を合格とします。

到達度目標の評価方法は、テーマ毎に提出されたレポートのうち、
 目標1:レポート全体
 目標2:実験方法の記述と理解、実験結果、課題・設問
 目標3:実験結果、課題・設問、考察
 目標4:レポート全体
の記述を基に評価します.
履修上の注意
/Notices
全てのテーマについて実験を行い、レポートを提出してください。
レポートの提出期限を守ってください。
実験時には、実験ノート、方眼紙、関数電卓を用意してください。

病気、怪我、忌引などで実験を欠席した者に対しては補充実験を実施します。診断書や会葬御礼など、欠席理由を証明する書類を用意し学務課に提出するとともに、実験担当教員にも連絡をしてください。
授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板,Moodleなどで連絡します.

不合格者は再履修をしてください。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照
関連科目
/Related course
基礎物理実験、物理物質学実験A、卒業研究
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
事前に実験テキストで自己学習を行ってください。実験ノートに、[1]実験目的、[2]実験原理、[3]実験手順をまとめてから実験に臨んでください.
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
3名程度のグループで実験を行います。グループ内で協働して実験やレポートに取り組んでください。
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
学生実験の目的の1つは、これまで紙の上や黒板, 頭の中だけで行ってきた思考実験を、本物の実験装置を自らの手で操作し実際に行うことにより、様々な物理概念に対する理解を深めることにあります。実験テキストだけではなく、基本となる教科書にも立ち返って学習して下さい.
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%