授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2024年度/Academic Year   後期/Second
開講曜限/Class period 火/Tue 7 , 火/Tue 8
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department システム理化学科
対象学年/Year 3年 , 4年
授業科目区分/Category 教育課程 システム理化学科
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 理工学技術者倫理(数理情報システムコース)/Engineering Ethics
単位数/Number of Credits 2
担当教員名/Lecturer 塩谷 浩之 (システム理化学科数理情報システムコース) , 工藤 康生 (システム理化学科数理情報システムコース)
時間割コード/Registration Code J4157
連絡先/Contact 塩谷 浩之(教育研究 9号館 V棟 V605
電子メール shioya (at mark) mmm.muroran-it.ac.jp
※at markを@としてください 原則,メール連絡でお願いします。

)
工藤 康生(工藤康生(V408
0143-46-5469
yask@muroran-it.ac.jp
*@を小文字に変更してください。) )
オフィスアワー/Office hours 塩谷 浩之(水曜日 11:00-1200
)
工藤 康生(工藤康生(水曜日 16:30-17:30) )
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2024/09/11
授業のねらい
/Learning Objectives
技術者倫理の基本概念を理解し,技術者として身につけなければならない基礎的な技術者倫理に関する知識を獲得する。そのうえで具体的な事例をとおして,技術者の判断が社会や環境に与える影響を理解し,倫理的ジレンマの解決方法を多様な価値観を踏まえ考察する。本授業では,講義,グループ討論,調査,分析,発表などを総合して技術者倫理を修得する。なお,技術者倫理には広い意味で研究者倫理を含める。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.技術および技術者の判断が社会や環境に与える影響や効果を認識し,技術者の専門職としての責任を理解することができる。【技術と社会・環境】(知識・理解)30%
2.多岐にわたる分野にかかわる技術者倫理を総合的に理解することができる。【専門性と総合性】(知識・理解)20%
3.技術や技術者がかかわる倫理的な問題について,その解決をするために重視すべき価値や技術者としての態度を,個人はもとよりグループで認識することができる。【価値の多様性】(価値・態度) 20%
4.技術や技術者がかかわる倫理的な問題に対し,倫理的手法を用いて解決する道筋を選択することができる。【判断力・問題解決能力】(能力・スキル)30%
授業計画
/Course Schedule
第1回:シラバスの説明、技術者,技術者倫理とはなにか
第2回:事例研究1(一般理工学系)
第3回:倫理とは(外部講師) 
第4回:事例研究2(情報系)
第5回:リスク、ヒューマンエラー
第6回:企業倫理とは何か(外部講師)
第7回:内部告発
第8回:事例研究法(基礎)
第9回:事例研究法(発展)
第10回:グループワークのための班形成
第11回:グループ討論(倫理的手法による解決策の提案)
第12回 :グループ討論(まとめと発表資料作成)
第13回:発表ビデオ作成1
第14回:発表ビデオ作成2
第15回:作品アップロードおよびレポートの提出
第16回:まとめ,定期試験
総授業時間数(実時間):22.5時間

*本授業では,技術者倫理と研究者倫理は個別に扱うものではなく,多くの事項は共有するものとして取り扱う。
 例:環境・生命への配慮,安全保障への対応,ガイドライン・倫理規定
*授業前に教科書の該当する章を読み,あらかじめ予習をすること。
*授業時間外では,社会情勢の情報を得る努力,学修する事例の背景調査,グループ内での討論など,自己学修をするように努力すること。
*外部講師の都合で授業順番の変更することもあります。
各回の学習時間の目安は事前・事後合わせて4時間必要です。
教科書
/Required Text
オムニバス技術者倫理 オムニバス技術者倫理研究会編  共立出版 2015(ISBN:9784320071964)
参考書等
/Required Materials
技術者倫理 札野順編著  放送大学教育振興会 2009(ISBN:9784595309311)
ウィットベック「技術倫理 1」みすず書房(ISBN:9784622041191)
杉本泰治,高木重厚「大学講義 技術者の倫理 入門 第4版」丸善(ISBN:4622041197)
中村収三「新版 実践的工学倫理」化学同人 化学同人 2008(ISBN:9784621300169)
佐伯昇/杉本泰治「技術倫理 日本の事例から学ぶ」丸善(ISBN:9784759811551)
成績評価方法
/Grading Guidelines
レポート40%,グループ討論および発表40%および定期試験20%を総合して評価する。
100点満点で60%以上を合格とする。
各到達度目標の評価方法は次のように行う。
目標1について:レポート(25%)および定期試験(5%)により評価する。
目標2について:レポート(15%)および定期試験(5%)により評価する。
目標3について:グループ討論および発表会(20%)により評価する。
目標4について:グループ討論および発表会(20%),定期試験(10%)により評価する。 
履修上の注意
/Notices
・インターネット,パソコンの基本技術が必要となる。
・履修には出席率(=出席回数/授業回数)80%以上が必要である。
・授業は1クラス制(大教室)と複数クラス制(中教室)で実施する。
 毎時間の教室の確認をすること。
・授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知をする。
・再試験は行わない。不合格者は再履修とする。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
2.技術者の責任意識を持ち,社会的な視点に立って考える能力を身につける.
関連科目
/Related course
フレッシュマンセミナー,理工学概論,知的財産所有権論,卒業研究
備考
/Notes
外部講師紹介
○ 崔 昌鳳(チェ チャンボン)(北海道大学・文学研究院・専門研究員)
○ 須藤亜紀(大塚製薬株式会社 Compliance&Ethics部 部長)
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
本授業では振り返りを行う。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
本授業ではグループ討論(3回)と発表会(3回)を行う。
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
グループ討論には問題解決型学修が含まれる。
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
15%~50%