開講学期/Course Start | 2024年度/Academic Year 前期/First |
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開講曜限/Class period | 金/Fri 1 , 金/Fri 2 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 応用理化学系学科応用化学コース/Department of Applied SciencesCourse of Applied Chemistry,応用理化学系学科バイオシステムコース/Department of Applied SciencesCourse of Biosystem,応用理化学系学科応用物理コース/Department of Applied SciencesCourse of Applied Physics,情報電子工学系学科情報システム学コース/Department of Information and Electronic EngineeringCourse of Computer Systemics,情報電子工学系学科コンピュータ知能学コース/Department of Information and Electronic EngineeringCourse of Computational Intelligence,システム理化学科/Department of Sciences and Informatics,システム理化学科システム理化学科/Department of Sciences and InformaticsDepartment of Sciences and Informatics,システム理化学科物理物質システムコース/Department of Sciences and InformaticsCourse of Physics and Materials Sciences,システム理化学科化学生物システムコース/Department of Sciences and InformaticsCourse of Chemical and Biological Systems,システム理化学科数理情報システムコース/Department of Sciences and InformaticsCourse of Mathematical Science and Informatics |
対象学年/Year | 2年 , 3年 , 4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 システム理化学科 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 確率論(Bクラス)/Probability |
単位数/Number of Credits | 2 |
担当教員名/Lecturer | 藤本 敏行 (システム理化学科化学生物システムコース) |
時間割コード/Registration Code | J4037 |
連絡先/Contact |
藤本 敏行(H304 5760 fjmt@muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours |
藤本 敏行(月・水曜日 11:55-12:45 教員室前に掲示してあるオフィスアワーで確認してください。 授業が遠隔で行われている間は、E-mailやMoodleのフォーラムでコンタクトしてください。) |
実務経験/Work experience |
更新日/Date of renewal | 2024/02/15 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
あらゆる学問分野、産業分野で、調査、実験、観測などの様々なデータを数学的に扱うには、確率論と統計学が必要となります。統計によりデータを整理・分析するための手法が提供され、確率はその基礎的数理となります。この講義では、確率論における数学的基礎から統計データの解析における確率の活用と役割を中心としています。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
データが重要な研究対象となる情報系分野において、確率統計は重要な基礎数理となります。基礎的なデータ思考力と数理構造を身につけるために、本授業では以下を目標とします。 目標1:確率に関する数学的な概念の説明と数理的な計算ができる。 目標2:重要な確率分布についての特性や性質を説明し数理的な計算ができる。 目標3:統計学で用いられている基礎的な概念や統計手法について説明し計算ができる。 |
授業計画 /Course Schedule |
総授業時間数(実時間):22.5時間 第1回:数学基礎 第2回:確率の表現 第3回:集合と事象,条件付き確率 第4回:離散確率変数と変数の変換 第5回:特徴的な離散確率分布 第6回:連続型確率変数と特徴的な確率分布・密度関数 第7回:連続型分布のモーメント母関数,変数変換と独立性 第8回:データ処理と確率1:確率分布の極限的性質 第9回:データ処理と確率2:データ計算と大数の法則 第10回:データ処理と確率:大数の弱法則と中心極限定理 第11回:統計学:度数分布と標本 第12回:統計学:正規母集団からの標本抽出 第13回:統計的推定:点推定と最尤法 第14回:統計的検定:仮説検定 第15回:確率統計総論 定期試験 授業中に配するプリントやMoodleにアップする資料等による自己学習を必要とする。 各回の学修時間の目安は,事前・事後を合わせて4時間が必要です。 |
教科書 /Required Text |
「確率論」塩谷浩之(著)学術出版株式会社 ISBNなし |
参考書等 /Required Materials |
概説確率統計 前園 宜彦(著) サイエンス社(ISBN:784781914336)
確率論入門 Math&Science (ちくま学芸文庫) 赤攝也(著)(ISBN:9784480096289) |
教科書・参考書に関する備考 |
教科書などに相当する内容について,資料等をMoodleや印刷にて配布します。 Moodleは設定され次第,掲示等を行いますので,登録してください。 授業において,pdfを閲覧するのに,タブレットやノートパソコンを持参して閲覧してください。印刷等は自身で行ってください。参考文献については,確率統計の関係全てが参考文献等ですので,上は一例となります。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
目標1については、数学基礎を重視した計算・論述問題を出題し達成度を測る。 目標2については、分布の諸性質に関する計算・論述問題を出題し達成度を測る。 目標3については、統計基礎に関する計算・論述問題を出題し達成度を測る。 定期試験によって評価し,60%以上の場合に合格とする。 |
履修上の注意 /Notices |
1年生までの数学系の授業内容については、自身で復習しておくこと。 |
教員メッセージ /Message from Lecturer |
対象の不確実性を数学的に表現するのが確率です。科学や工学のあらゆる分野において, 現象の理解には確率が不可欠です。確率統計とAIは近しい関係にありますが,そればかりではありません。 システム理化学科のどのコースに進むにしても必須な内容で,確率は科学で扱う色々な現象を数理的に捉えるための道具となります。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照 |
関連科目 /Related course |
線形代数A、線形代数B,微分積分A、微分積分B |
備考 /Notes |
本科目は,文部科学省による数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)の認定に基づく,数理データサイエンス教育プログラムの教育科目として実施されます。数理基礎科目群に含まれ,数理科学の基盤的な内容を学びます。 プログラム内容については,学生便覧の数理データサイエンス教育プログラムを参照してください。 DSポイント:2ポイント |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
授業で行う演習問題(小テスト)を行うより,理解を深める。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
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Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
高等学校で学んだ数学(ベクトル,微分積分)などの知識を総合した学習を必要とする。 |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
50%超 |