授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2024年度/Academic Year   後期/Second
開講曜限/Class period 月/Mon 1 , 月/Mon 2
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department システム理化学科
対象学年/Year 1年 , 2年 , 3年 , 4年
授業科目区分/Category 教育課程 システム理化学科
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 物理学C(後半8週・Fクラス)/Physics C
単位数/Number of Credits 1
担当教員名/Lecturer 磯田 広史 (システム理化学科物理物質システムコース)
時間割コード/Registration Code J2068
連絡先/Contact 磯田 広史( K307/ 0143-46-5619 / isoda@muroran-it.ac.jp )
オフィスアワー/Office hours 磯田 広史(木曜日 13:00~14:30)
実務経験/Work experience
更新日/Date of renewal 2024/09/09
授業のねらい
/Learning Objectives
電磁気現象の主役は電荷の流れ、すなわち電流である。物理学Cでは、電磁気現象の基礎となる考えを学び、我々の身のまわりで見られる電磁気現象について理解する。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.クーロンの法則およびガウスの法則を理解し、代表的な問題を解くことができる(50%)。
2.導体の性質を理解し、代表的な問題を解くことができる(20%)。
3.電流とオームの法則、ジュール熱を理解し、代表的な問題を解くことができる(30%)。
4.解いた結果から何が言えるかを考える習慣を身につける。
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数(実時間) 12時間
第1回︓ガイダンス(授業計画、成績評価⽅法)、電荷と電気⼒(電荷保存則)
第2回︓電場と電気⼒線(場の概念の導⼊とガウスの法則[⾯積分の導⼊])
第3回︓電位と等電位⾯(電気⼒線と等電位⾯の関係)
第4回:電場と電位に関する演習問題(球対称に分布する電荷が作る電場と電位の問題)
第5回:導体と誘電体,電気容量とキャパシター
第6回:電流と電気抵抗,オームの法則、キルヒホッフの法則
第7回:磁石と磁場(磁力線と磁束線)、まとめ、学生による授業評価
第8回:定期試験

※本授業では、E-learnigシステムMoodleで提供される教材による自己学習を必要とします。
※授業で学んだ事柄について、その日のうちに自己学習により復習すること。
※毎回の授業の進度についてはクラス毎に前後することがある(授業全体を通しては同じ)。
※各回の学修時間は,事前・事後合わせて4時間が必要です。
教科書
/Required Text
演習で考え方を学ぶ物理学(力学,電磁気学) 髙野英明、柴⼭義⾏、桃野直樹、磯⽥広史著、学術図書出版社(ISBN:9784780612554)
参考書等
/Required Materials
基礎的な参考書:基礎からの電磁気学(原康夫著、学術図書出版社)(ISBN:9784873619170)
アドバンスな参考書:電磁気学(高橋秀俊著、裳華房)(ISBN:9784785323035)
物理学〔三訂版〕 (小出 昭一郎著  裳華房)(ISBN:9784785320744)
教科書・参考書に関する備考 図書館には大学初年時レベルから上級レベルまで数多くの力学の参考書が置いてあります。自分がわからないと思う部分を試しに読んでみて,分かりやすいと感じたものを参考書として下さい。もし,参考書を選べない,適切な参考書がわからない,という場合は,担当教員にたずねましょう。また「教科書が簡単すぎる」という場合も,より本格的な専門書を紹介しますので,気軽にたずねてみて下さい。
成績評価方法
/Grading Guidelines
・プレースメントテストとその課題、定期試験により評価し、100点満点で60点以上を合格とする。
・プレースメントテストとその課題による評価を20%,定期試験による評価を80%とする。
・目標1~3の達成度評価は、プレースメントテストとその課題,定期試験によって行う。
・目標4は努力目標とし、成績評価には含めない。
・原則、再試験は実施しない。
履修上の注意
/Notices
・原則、この科目では全ての授業への出席を必要とします。
・授業に関する連絡は授業中で行うとともに,必要に応じてMoodleにも掲載します。
・不合格者は次年度以降に再履修してください。
教員メッセージ
/Message from Lecturer
かせない⾼度な電気通信技術を⽀える基礎学問が電磁気学であり、物質が⽰す様々な機能
や性質を理解するための基礎学問もやはり電磁気学です。
電磁気学の学習でもベクトルや微積分は⽋かせません。また、電磁気現象は直接目に⾒
えないものが多く、⼒学よりも理解が難しい⾯があるかもしれません。授業を聞くだけで
なく、⾃分で教科書をじっくり読み、⾃分の⼿で例題を解いて、時間をかけて理解を深め
ましょう。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照
関連科目
/Related course
物理学A、物理学B、基礎物理実験
備考
/Notes
物理スタディサポートで学習支援を行っているので、授業で疑問点などが生じた場合は利用してください。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
本授業では、E-learnigシステムMoodleで提供される教材による自己学習を必要とする。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
Think-Pair-Shareによるグループ学習を行う。
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
15%未満
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
本授業では高校数学を基礎とし、線形代数Aや微分積分A及びベクトル解析、線積分、面積分などを加えた数学的手法を用いて、電磁気現象を理解する総合的な学習を行う。
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
50%超