授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2024年度/Academic Year   後期/Second
開講曜限/Class period 火/Tue 3 , 火/Tue 4
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 情報電子工学系学科電気電子工学コース/Department of Information and Electronic EngineeringCourse of Electrical and Electronic Engineering,情報電子工学系学科情報通信システム工学コース/Department of Information and Electronic EngineeringCourse of Information and Communication Engineering,創造工学科電気電子工学コース/Department of EngineeringCourse of Electrical and Electronic Engineering
対象学年/Year 2年 , 3年 , 4年
授業科目区分/Category 教育課程 創造工学科
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 電気回路/Electric Circuits
単位数/Number of Credits 2
担当教員名/Lecturer 川口 秀樹 (創造工学科電気電子工学コース)
時間割コード/Registration Code J3092
連絡先/Contact 川口 秀樹(F207, 0143-46-5510, kawa@muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 川口 秀樹(木曜日 16:00 - 17:00, 18:00-19:00)
実務経験/Work experience 川口 秀樹(通信事業を扱う企業での通信機器の回路設計・開発経験を有する)
更新日/Date of renewal 2024/08/19
授業のねらい
/Learning Objectives
工学科共通科目の電気回路基礎を基本とし、回路の諸定理、四端子回路、三相交流、ひずみ波交流、過渡現象、分布定数回路などの概念を理解する。  
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1. 回路方程式、相互インダクタンス、回路の諸定理の概念を理解し、それに対応した問題が解ける(理解力、計算力 40%)
2. 四端子回路、多相交流、ひずみ波交流、過渡現象、分布定数回路等を理解し、それに対応した問題が解ける(理解力、計算力 60%)
授業計画
/Course Schedule
総時間数: 1.5 時間×15回 = 22.5 時間

第1回:ガイダンス,交流回路理論の復習(瞬時値表示,フェーザ表示,共振)
第2回:交流回路理論の復習(交流電力)
第3回:相互インダクタンス(変成器,T型等価回路)
第4回:相互インダクタンス(変成器を含む交流回路網)
第5回:回路方程式(閉路方程式法)
第6回:回路方程式(節点電位法,枝電流法)
第7回:回路の諸定理(重ねの理,ノルトン・テブナンの定理)
第8回:回路の諸定理(電力最大定理,重ね合せ法,星形-三角変換)
第9回:四端子回路(アドミッタンス・インピーダンス行列・四端子行列)
第10回:四端子回路(影像・反復パラメータ,縦続・並列・直列接続)
第11回:三相交流(三相交流の表示法、星形・三角結線)
第12回:三相交流(平衡三相交流)
第13回:三相交流(不平衡三相交流)
第14回:分布定数回路(集中・分布定数回路、基本方程式)
第15回:分布定数回路(無限長線路、有限長線路)
定期試験

・各回の学修時間の目安は、事前・事後合わせて4時間必要です。
教科書
/Required Text
基礎からの交流理論(小郷寛原著 ; 小亀英己、 石亀篤司著、電気学会 2002)(ISBN:4886862)
参考書等
/Required Materials
電気回路(Joseph A. Edminister著 ; 村崎憲雄他訳、オーム社 1995)(ISBN:4274130)
成績評価方法
/Grading Guidelines
到達度目標の1.は、定期試験で計算問題を出題し、達成度を評価する。
到達度目標の2.は、定期試験で計算問題を出題し、達成度を評価する。
(1) 定期試験100点満点中60点以上を合格とする。
(2) 評価点が60点未満のものには再試験を実施する。ただし,与えられた課題を全て解答し,期限内に提出することが受験の条件である(提出されたものがコピーと判断される場合には受験資格を失う).なお,再試験によって合格したものの評価点は60点とする。
(3) 再試験不合格者は再履修すること。
履修上の注意
/Notices
(1) 関数電卓を用意すること.試験における使用も認めるが、使用方法は各自が習得すること.  
(2) 欠席届があり、かつ、担当教員に申し出た場合は、定期試験の追試験を実施する.   
教員メッセージ
/Message from Lecturer
実際に回路を描いて問題を解き、さらに必要に応じて関数電卓で数値を計算する、これを繰り返すことが重要です。多くの問題を解くことも必要ですが、一つの問題について、多数の解法を試みることも必要です。等価な回路に描き直してみることも理解を深める助けになります。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照
関連科目
/Related course
この科目の履修にあたっては、2学年前期開講の電気回路基礎を履修しておくことが望ましい。
今後の関連科目は、電気電子コース3学年開講の電磁エネルギー変換工学、送配電工学である。
実務経験のある教員による授業科目
/Course by professor with work experience
1.関連した実務経験を有している教員が担当する科目
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
毎回の授業において,前回授業の復習の後,講義全体における位置づけ,当日の授業へのつながりを説明.
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%未満
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし