開講学期/Course Start | 2024年度/Academic Year 前期/First |
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開講曜限/Class period | 水/Wed 9 , 水/Wed 10 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 機械航空創造系学科航空宇宙システム工学コース/Department of Mechanical Aerospace and Materials EngineeringCourse of Aerospace Engineering,創造工学科航空宇宙工学コース/Department of EngineeringCourse of Aerospace Engineering |
対象学年/Year | 3年 , 4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 創造工学科 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 必修 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | 航空宇宙構造工学Ⅱ/Aerospace Structural Engineering Ⅱ |
単位数/Number of Credits | 2 |
担当教員名/Lecturer | 奥泉 信克 (創造工学科航空宇宙工学コース) |
時間割コード/Registration Code | J3162 |
連絡先/Contact |
奥泉 信克(E-mail: okuizumi@muroran-it.ac.jp 居室: A301室) |
オフィスアワー/Office hours | 奥泉 信克(できるだけメール等で連絡してから来てください.) |
実務経験/Work experience | 奥泉 信克(国立研究機関において宇宙機の研究開発の実務経験を有する.) |
更新日/Date of renewal | 2024/02/15 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
航空機や宇宙機など輸送機器の構造は、強度・剛性・軽量性を兼ね備えたものでなければならないため、構造様式の洞察と詳細な構造解析を要する。本授業では、これらに必要な軽量構造力学の概念とその基礎知識を修得する。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
1.梁や柱が荷重を受けた場合の挙動を解析できる。 2.平板の面内応力解析や面外変形解析ができる。 3.薄板構造の曲げと捩りの概念を理解する。 4.サンドイッチ構造の概念を理解する。 5.剪断場と張力場の概念を理解する。 6.複合材の特性を理解する。 7.構造振動の概念を理解する。 |
授業計画 /Course Schedule |
予定している内容は概ね以下の通りです。 総授業時間数:22.5時間 第1週 イントロダクション 第2週 連続体の振動 第3週 応力とひずみ,降伏条件 第4週 平面問題 第5週 はりの曲げ 第6週 棒の捩り 第7週 板の曲げ 第8週 長柱の座屈 第9週 ビームコラム 第10週 板の座屈 第11週 剪断場と張力場 第12週 骨組構造 第13週 サンドイッチ構造 第14週 複合材 第15週 まとめ 第16週 期末試験 授業内容を変更する場合には、授業中に、またはMoodleで通知します。 |
教科書 /Required Text |
機械構造弾性力学(小松敬治、森北出版 2013)(ISBN:9784627669819) |
参考書等 /Required Materials |
基礎から学ぶ材料力学(臺丸谷政志、 小林秀敏共著 森北出版 2015)(ISBN:9784627665125)
工業力学(入江敏博、山田元共著、オーム社 2018)(ISBN:9784274222948) 航空機構造力学(小林繁夫著、丸善 1992)(ISBN:4621037560) 弾性力学(小林繁夫、 近藤恭平共著、培風館 1987)(ISBN:9784563032524) 航空機の構造力学(新沢順悦、 藤原源吉、 川島孝幸共著、産業図書 1989)(ISBN:9784782840740) 軽構造の理論とその応用(林毅編、日本科学技術連盟 1966) 機械構造振動学(小松敬治、森北出版 2009)(ISBN:978462766115) |
教科書・参考書に関する備考 |
指定の教科書と参考書をもとに配布資料を使って説明する予定です。 一部は航空宇宙構造工学Ⅰと航空宇宙機械力学の教科書を使います。 |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
小テストまたは宿題(15%)+期末試験(85%)で評価する。100点満点中60点以上を合格とする。 各到達度目標の評価方法は、何回か行う小テストまたは宿題で到達度を確認し、最終的には期末試験で到達度のまとめを行う。 2/3以上の出席を必要とする。 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。 |
履修上の注意 /Notices |
材料の力学A、材料の力学B、航空宇宙構造工学Ⅰ、航空宇宙機械力学の知識の上に組み立てられる、材料力学から弾性力学や構造力学へ発展していく内容です。2学年開講科目をしっかり復習してしておいてください。 各回の学修時間の目安は、事前・事後合わせて3時間程度必要です。 期末試験後に再試験またはレポートを課す可能性があります。不合格者は再履修してください。 |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照 |
関連科目 /Related course |
この科目の履修にあたっては、2学年開講の材料の力学A、材料の力学B、航空宇宙構造工学Ⅰ、航空宇宙機械力学の内容を習得していることが強く望まれる。 その他の関連科目:航空宇宙構造工学Ⅲ、航空機設計法Ⅰ、航空機設計法Ⅱ、航空宇宙工学実験、宇宙機設計法、航空宇宙工学セミナー、卒業研究Ⅰ、Ⅱ |
実務経験のある教員による授業科目 /Course by professor with work experience |
1.関連した実務経験を有している教員が担当する科目 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
・聞いているだけでその場で理解できるわけではないことが多いので毎週の復習が大事である。 ・授業時間内に小テストを実施することがある。 ・演習として宿題を課すことがある。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
・演習では教科書に載っていないが良く使われる公式を調査する。 |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%未満 |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
・材料の力学A、材料の力学B、航空宇宙構造工学Ⅰで学んだことを基礎とし、発展的・実例的な学習と、その問題演習を行う。 |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%~50% |