開講学期/Course Start | 2024年度/Academic Year 後期/Second |
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開講曜限/Class period | 水/Wed 1 , 水/Wed 2 |
授業区分/Regular or Intensive | 週間授業 |
対象学科/Department | 創造工学科航空宇宙工学コース |
対象学年/Year | 3年 , 4年 |
授業科目区分/Category | 教育課程 創造工学科 |
必修・選択/Mandatory or Elective | 選択 |
授業方法/Lecture or Seminar | 講義科目 |
授業科目名/Course Title | ジェットエンジン/Jet Propulsion |
単位数/Number of Credits | 2 |
担当教員名/Lecturer | 湊 亮二郎 (創造工学科航空宇宙工学コース) |
時間割コード/Registration Code | J3159 |
連絡先/Contact | 湊 亮二郎(B204, TEL:0143-46-5378, E-mail : r-minato@muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー/Office hours | 湊 亮二郎(水曜日 10:30~12:00) |
実務経験/Work experience | 湊 亮二郎(自動車等の技術開発事業を扱う企業でのエンジンの熱流体解析業務に携わった在職経験及び自動車、その他の熱流体解析業務に携わった在職経験を有する) |
更新日/Date of renewal | 2024/01/17 |
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授業のねらい /Learning Objectives |
ジェットエンジンに関する熱力学的なサイクルを理解して、その性能を計算できること。 ジェットエンジンに関わる、基礎科目、要素技術を学び、それを高度なシステムとして統合する技術について学ぶ。それにより物事を多面的に見て製品を設計する、システム志向の Philosophy を身につける。 その他、圧縮機やタービンなど、ジェットエンジンを構成するターボ系要素の空気力学に関する分野も講義する。 |
到達度目標 /Outcomes Measured By: |
ジェットエンジンに関する工学的素養を身につけるには、空気力学、伝熱工学、燃焼工学、構造振動、材料強度、制御工学等の幅広い分野について学ぶ必要があるが、あまりにも膨大であるため、本講義では、ジェットエンジンの基本的なサイクル原理を熱力学的見地から考察し、性能計算ができることを第一の目標とする。 |
授業計画 /Course Schedule |
第 1回 : ジェットエンジンの歴史・概論 第 2回 : 熱力学の復習 第 3回 : 空気力学の復習 第 4回 : 理想的なジェットエンジンのサイクル計算(ラムジェット) 第 5回 : 理想的なジェットエンジンのサイクル計算(単純ターボジェットエンジン) 第 6回 : 理想的なジェットエンジンのサイクル計算(アフターバーナ付き単純ターボジェット) 第 7回 : 理想的なジェットエンジンのサイクル計算(単純ターボジェットのサイクルの特徴) 第 8回 : 理想的なジェットエンジンのサイクル計算(ターボファンジェットエンジン) 第 9回 : ジェットエンジンの要素性能(インテーク、圧縮機) 第10回 : ジェットエンジンの要素性能(燃焼機、タービン、ノズル) 第11回 : 実際のジェットエンジンのサイクル計算(ターボジェットエンジン) 第12回 : 実際のジェットエンジンのサイクル計算(アフターバーナ、 ターボファン) 第13回 : Off-Design性能(圧縮機性能) 第14回 : Off-Design性能(エンジンシステム性能) 第15回 : まとめと復習 定期試験 総授業時間数:2単位(45分)×2時間×15回=22.5時間 各回の学修時間の目安は、事前・事後合わせて4時間必要です。 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、授業計画・授業実施方法は変更する可能性があります。 |
参考書等 /Required Materials |
ジェット・エンジンの仕組み : 工学から見た原理と仕組み(吉中司著、講談社 2010)(ISBN:978406257696)
ジェットエンジン(鈴木弘一著、森北出版 2004)(ISBN:978462769051) ジェットエンジン概論 : ガスタービンからスクラムジェットまで( J. L. ケルブロック著 ; 梶昭次郎訳、東京大学出版会 1993) (ISBN:978413061152) Elements of propulsion : gas turbines and rockets(Jack D. Mattingly ; foreword by Hans von Ohain American Institute of Aeronautics and Astronautics 2006)(ISBN:978162410371) Aerothermodynamics of gas turbine and rocket propulsion(Gordon C. Oates American Institute of Aeronautics and Astronautics 1997Aerothermodynamics of gas turbine and rocket propulsion Gordon C. Oat・・・)(ISBN:978093040334) |
教科書・参考書に関する備考 | 教科書は特になし |
成績評価方法 /Grading Guidelines |
到達度目標は全て、定期試験及びホームワークにて評価する。 評価の重み付けは次のとおり 定期試験 75% ホームワーク 25% 上記の重み付けで点数をつけて、100点満点で60点以上を合格とする。 新型コロナウイルス感染症の流行状況に伴い、学生への十分な周知のもと、成績評価方法は変更する可能性があります。 |
履修上の注意 /Notices |
ホームワークを出しますが、提出期限は厳守のこと。提出期限に遅れた場合は採点しない。 不合格者は再履修のこと |
学習・教育目標との対応 /Learning and Educational Policy |
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照 |
関連科目 /Related course |
航空宇宙熱力学を履修済みであることが望ましい。 ロケット工学 燃焼工学 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |
Active learning 1-1 /主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等) |
15週の中で、ホームワークを数回出します。これも評価の対象ですので、講義外での学習も必須です。 |
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Active learning 1-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%未満 |
Active learning 2-1 /対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等) |
特になし |
Active learning 2-2 /上記項目に係るALの度合い |
該当なし |
Active learning 3-1 /深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等) |
レポートの中で、ジェットエンジンに関する総合演習を行います。 |
Active learning 3-2 /上記項目に係るALの度合い |
15%未満 |