授業情報/Course information

開講学期/Course Start 2024年度/Academic Year   後期/Second
開講曜限/Class period 火/Tue 3 , 火/Tue 4
授業区分/Regular or Intensive 週間授業
対象学科/Department 創造工学科航空宇宙工学コース
対象学年/Year 2年 , 3年 , 4年
授業科目区分/Category 教育課程 創造工学科
必修・選択/Mandatory or Elective 必修
授業方法/Lecture or Seminar 講義科目
授業科目名/Course Title 応用解析学Ⅰ/Applied Analysis I
単位数/Number of Credits 2
担当教員名/Lecturer 畠中 和明 (創造工学科航空宇宙工学コース)
時間割コード/Registration Code J3083
連絡先/Contact 畠中 和明(A207、TEL:0143-46-5354、e-mail:hatnac@muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー/Office hours 畠中 和明(毎週月曜日10:00~12:00)
実務経験/Work experience 畠中 和明(企業において関連する数学知識を要する計測・制御ソフトウェア設計・製作に携わった在職経験及び流体関連シミュレーションソフトウェア設計・製作に携わった在職経験を有する)
更新日/Date of renewal 2024/08/18
授業のねらい
/Learning Objectives
物理学およびその応用である工学の諸分野においては、高度な数学の知識が必要である。共通科目として学んだ、線形代数A、微分積分A、B、Cを基礎として応用解析学Ⅰでは工学分野で重要な役割をになう複素解析とラプラス変換について学ぶ。
到達度目標
/Outcomes Measured By:
1.複素変数とその関数の意味を理解してそれらの演算を行える。
2.正則関数とそれに付随する性質等を理解する。
3.複素変数関数の積分が行える。
4.展開、留数、等角写像について学びそれらの計算、応用が出来る。
5.ラプラス変換について学習し、その計算と応用が出来る。
授業計画
/Course Schedule
総授業時間数:22.5時間
第1回:複素変数の関数(複素数)
第2回:複素変数の関数(n乗根)
第3回:複素変数の関数(数列・級数・関数)
第4回:正則関数(正則関数の定義)
第5回:正則関数(コーシー・リーマンの方程式)
第6回:正則関数(基本的な正則関数)
第7回:複素変数関数の積分(複素積分)
第8回:複素変数関数の積分(コーシーの定理)
第9回:複素変数関数の積分(コーシーの積分表示)
第10回:展開・留数・等角写像(テイラー展開・ローラン展開)
第11回:展開・留数・等角写像(極・留数)
第12回:展開・留数・等角写像(留数定理とその応用,等角写像の定義)
第13回:ラプラス変換(ラプラス変換の定義と性質)
第14回:ラプラス変換(逆変換,微分方程式の解法)
第15回:ラプラス変換(単位関数・デルタ関数)
定期試験

各回の学修時間の目安は、事前・事後合わせて4時間必要です。

教科書
/Required Text
基礎解析学(矢野健太郎・石原繁共著、裳華房 1993)(ISBN:9784785310790)
教科書・参考書に関する備考 参考書は特に用いない。
成績評価方法
/Grading Guidelines
小テストと定期試験にて評価。100点満点中、60点以上を合格とする。定期試験70%、小テスト30%の割合で評価する。
上記1~5の各到達度目標は、小テスト・定期試験で計算・記述問題を出題し、達成度を評価する。

履修上の注意
/Notices
不合格者に対しては、再試験は行わないので、再履修のこと。
学習・教育目標との対応
/Learning and Educational Policy
学生便覧「学習目標と授業科目との関係表」参照
関連科目
/Related course
微分積分A,微分積分B,微分積分C
実務経験のある教員による授業科目
/Course by professor with work experience
1.関連した実務経験を有している教員が担当する科目
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
Active learning 1-1
/主体的学修(反転授業,小テスト,振り返り 等)
・理解促進のために、授業時間内に小テストを実施することがある。
Active learning 1-2
/上記項目に係るALの度合い
15%未満
Active learning 2-1
/対話的学修(グループ学習,協働,調査体験 等)
Active learning 2-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし
Active learning 3-1
/深い学修(複数科目の知識の総合化や問題解決型学修 等)
Active learning 3-2
/上記項目に係るALの度合い
該当なし